スマートフォンや携帯ゲーム機のゲームが普及したため、手やからだを動かして行うゲームをする機会が減ったかもしれません。横浜駅すぐそばのアソビル横浜で現在開催中の「さわれる謎展」は、レトロなクイズゲームを楽しめる企画展です。
カップルから家族連れまで幅広い年齢層を取り込んだ、さわれる謎展に今回行ってみました。
さわれる謎展の概要
体験型ゲームイベント「リアル脱出ゲーム」を手掛けるSCRAPが、新たに企画したゲームイベントがさわれる謎展です。2019年6月に東京ミステリーサーカスにて開催され好評だったため、横浜中央郵便局の別館をリニューアルした複合型体験エンタメ施設「アソビル横浜」に場所を移して開催されることになりました。
さわれる謎展のコンセプトは、謎をさわって解いて熱狂すること。単にクイズを解かせるだけでなく、ひらめきを体験してもらおうという新しい形式の展覧会だそうです。マッチ棒パズルから紐抜け謎まで大小30点以上の問題が用意されています。
スマートフォンや携帯ゲーム機で外でも手軽にゲームが楽しめるようになった現代、年配の方なら子供時代を思い出し、若い方は逆にレトロなクイズゲームを新鮮に感じるかもしれません。
大盛況の企画展
さわれる謎展が開催されたアソビル横浜2階「横浜ヒミツキチオブスクラップ」。現在はさわれる謎展が開催中ですが、期間ごとに企画は変化するようです。土曜の正午過ぎということもあり、アソビル横浜内には若年層を中心に多くの人が集まっていました。
正面入口で当日券を購入できます。予約すると前売券を購入可能で、当日券よりも若干安くなっています。前売券を購入した場合には、中に進んで係員さんのチェックを受けるだけです。
まず最初に企画展の簡単な説明を係員の方が行います。
問題を解く際に使う小道具を操作できるよう、台の代わりとなるボードを貸し出しています。ボードを首からかけるので、荷物はアソビル横浜1階のコインロッカーに預けたほうがいいかも。
説明が終わり中に入ると、こんな風な問題が至るところに貼られています。
問題を解く小道具は用意されており、ボード上にて手で動かして考えることが可能です。簡単そうにみえますが、これが結構難しい!いくらピースを回転させても、解答の図形になりません。
問題をいくら考えてもわからない人用にヒントと解答が載せてある冊子を貸し出してくれます。ヒントをみてようやく答えが浮かびます。もっとも問題の中にはヒントをみてもひらめかないものもあります。
ご覧のように、会場ではたくさんの参加者が夢中になって問題を解いています。
問題の書かれたボードには、説く時間の目安が記されています。さわれる謎展の制限時間は2時間ですので、解けないようでしたらヒントや解答をみて次の問題へと移ると良さそうです。
なかにはアナグラムのように英語を知っていないと解けない問題があり、大人でも一部難しく感じました。ただし子供向けのクイズもたくさん用意されており、子供用のマークが問題ボードに貼られています。頭の固くなった大人よりもお子さんのほうが簡単に解けるかもしれませんね。
問題だけでなく、こんな風に小道具も凝っています。解答がわかると問題の背景なども「なるほど!」と納得がいき、満足感が高いの一言です。
こちらは解答やヒントの載った冊子に挟まれた問題集。特別問題が会場内に隠されていて、答えを埋めます。出口係員に渡し正解だと、「謎マスター」の認定証がもらえます。
出口を過ぎると、会場と同様に家でもクイズゲームが行えるパズルが販売されています。
時間を忘れる楽しさ
さわれる謎展に土曜日の昼頃訪れましたが、アソビル横浜を含めてかなりの盛況でした。1階にはグルメストリートもあり、ふらっと立ち寄ったカップルも多かったかもしれません。他方家族連れはあらかじめイベントを知っているような印象でした。知らず知らずのうちに夢中になる問題ばかりで、かなり駆け足で解いていったにもかかわらず1時間20分くらい会場内にいました。
横浜駅に近いということもあり、アソビル横浜1階で食事後にぷらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
展示名 | さわれる謎展 |
場所 | 神奈川県横浜市西区高島2丁目14-9 アソビル横浜2階 横浜ヒミツキチオブスクラップ内 |
日時 | 2019年12月19日(木)~2020年3月1日 10:00~20:00 (2月3日~5日は休業) |
料金 | ◆前売 一般 2,300円 小学生 1,300円 ◆当日 一般 2,600円 小学生 1,600円 ◆VIP券 6,300円 |
URL | 公式サイト |