
「Sakura Taps(サクラタップス)」は、関内の駅を出て、にぎやかな飲食店街を少し抜けたところ。ビルの2階にあるクラフトビールのお店です。
野毛から、福富町の路地裏に移転しました。
クラフトビールの店として、地元ファンを中心に根強い人気を集めています。
国産ブルワリーの個性あふれるビールを8タップと地元「27 coffee roasters」のハンドドリップコーヒーまで楽しめるという、ちょっとユニークなスタイル。
今回は、「Sakura Taps(サクラタップス)」を紹介します。
福富町に移転オープン!「Sakura Taps(サクラタップス)」

「Sakura Taps」は、関内駅から徒歩7分ほど、桜木町駅からも10分ほどの場所にあります。にぎやかな伊勢佐木町エリアから少し外れた福富町仲通にあり、通りに面したビルの2階。
もともとは桜木町・野毛エリアで長く親しまれていたSakura Taps。2024年末に現在の場所へ移転し、心機一転。「気取らず、おいしいクラフトビールを楽しめる場」というスタンスは変わっていません。

赤い外観が目を引くので、初めてでもすぐに見つかるはず。それでいて、階段を上がった先の店内には、どこか隠れ家のような雰囲気もあります。
階段を上がって入り口に向かうと、大人の隠れ家が広がっていますよ。
大人の隠れ家「Sakura Taps(サクラタップス)」の店内

扉を開けて中に入ると、店内はぐっと落ち着いた空間。ソファ席も座り心地がよさそうですね。14席ほどのこぢんまりとした空間ながら、狭さを感じさせないのは、照明のやわらかさと、居心地のよい距離感のせいかもしれません。
店内には心地よいBGMが流れていて、ビールを飲みながら音楽に耳を傾ける時間は、まるで“自分だけの夜を過ごしているかのよう。
誰かと来ても、一人で来ても、自然体でいられる場所です。

木のぬくもりを感じるカウンターに、入り口近くには立ち飲みもできるスペースもあります。ひとりで静かにグラスを傾ける人もいれば、店主と気さくに会話を交わす常連さんの姿も。
その場の空気を大切にしてくれる雰囲気が、Sakura Tapsの大きな魅力です。
種類が豊富なクラフトビール「Sakura Taps(サクラタップス)」のメニュー

Sakura Tapsでは、日本各地のクラフトブルワリーに加え、海外のビールも楽しめるのが大きな魅力。
ラインナップは常時8タップ。日替わりで内容が変わるため、訪れるたびに新たな味との出会いがあります。
取り扱うブルワリーは、神奈川や東京などの地元勢はもちろん、北海道から九州まで全国各地の個性派がずらり。
さらに、アメリカやベルギーなど海外のクラフトビールも登場することがあり、スタイルや香りのバリエーションも豊富です。

静岡・埼玉・神奈川・広島・宮城と、本当に日本各地の樽が揃っています。それぞれの土地で丁寧につくられたビールが、こうして一つのメニューに並ぶのを眺めていると、「どれにしようか」と迷う時間すら、もう楽しい。
IPAのしっかりした苦味に惹かれるか、それとも初めてのビアスタイルにいくか。
ペールエールやIPA、ラガー、ヴァイツェン、スタウトなど、ビアスタイルのバランスがよく、初心者から通まで楽しめる構成になっているのも魅力です。

Sakura Tapsには、クラフトビールと相性の良いつまみメニューも充実しています。
本格的な食事というよりは、一杯のビールをさらに引き立てる、いい塩梅の軽食が揃っているのが特徴です。
人気のスモークナッツや、自家製のポテトサラダは定番。ほんのり燻された風味や、ほどよい塩気がビールの苦味や香りとぴったりマッチします。

そして、実はひっそりと人気なのがチーズケーキ。しっとりとした甘さと、ほんのり残る酸味が、ビールのホップ感やロースト系の深みに寄り添ってくれる意外な好相性。
がっつり食べなくても、ビールと一緒に「おいしい記憶」を持ち帰れる。まさに一杯飲みたいときに立ち寄りたいお店です。

Sakura Tapsといえばクラフトビールがメインですが、実はそれだけではありません。メニューには、国産のクラフトジンやウイスキーなど、国内で丁寧につくられたスピリッツ類もそろっています。
「今日はちょっとビールの気分じゃないな……」という日や、
「最後の一杯は、気分を変えてしっかり締めたい」というときにも頼れる存在。
素材や製法にこだわった銘柄が揃っていて、ビール好きはもちろん、いいお酒をゆっくり楽しみたい人にもぴったりなお店です。
「Sakura Taps(サクラタップス)」でまずは一杯

今回選んだのは、宮城のブラックタイドブルーイングとビーイージーブルーイングによるコラボビール。ブラックタイドブルーイングの5周年を記念してつくられた、特別な一杯です。
グラスを口元に近づけると、まず感じるのはレモンのような柑橘系の爽やかな香りとアロマも楽しめます。

飲み口はすっきりとしていて、湿気を感じ始めるこの季節にぴったり。香りは華やかだけど、飲み終わりは軽やか。「もう一口」と自然に手が伸びる、そんな心地よさがあります。
ちなみに今回注文した料理はサルサ&チップス。ポテサラとも迷ったのですが、この後予定があったので軽めにしました。

一緒に頼んだのは、ピリッと辛みの効いたサルサが添えられたチップス。
ひと口目は、トマトのフレッシュな酸味がぱっと口の中に広がり、思わず「おっ」と声が出そうに。そして数秒後、隠し味のようにじわじわと辛みが追いかけてきます。
このバランスがなんとも絶妙。ただ辛いだけじゃなく、口の中で味の変化が楽しめるのがクセになりますね。
ちょっとの時間でもおいしい料理とクラフトビールが楽しめるのはなんともうれしいです。
「Sakura Taps(サクラタップス)」の店舗情報

関内の街なかに、こんなにも落ち着いていて、こんなにも選びがいのあるクラフトビールのお店があるなんて。
Sakura Tapsは、にぎやかすぎない、でも退屈じゃない、ちょうどいい温度の店でした。
全国や海外のブルワリーから届く個性豊かなビールたち。
それぞれに違った香りとストーリーがあって、どれを選んでも間違いがない。
軽やかなつまみや、時に意外なスイーツとの相性も楽しくて、一杯一皿がしっかりと印象に残ります。
一人でふらっと立ち寄ってもいいし、友人と静かに語らう夜にもおすすめです。野毛からも近いのでぜひ寄ってみてくださいね。

