関内のクレープ専門店「SAK CREPE」では、モチモチとした生地のサクサククレープを提供しているそうです。元町やみなとみらい方面には、クレープを提供しているお店は数多くありますが、関内では珍しいのではないでしょうか。どうやら原料にもこだわっているみたいですよ。どんなお店なのでしょうか。
今回は、「SAK CREPE」で人気商品のクレープ「KING」と「メロンソーダ」をいただいてきたのでレポートしていきます!
関内駅から徒歩約3分。かわいらしい木枠の「SAK CREPE」テイクアウト窓口

「SAK CREPE」はJR関内駅から徒歩約3分。関内セルテの横の道からまっすぐ関内桜通りに入ると左手にあります。
グレーの外壁に囲まれた木枠のテイクアウトの窓口がかわいらしいですね。待ち時間用にイスも用意されています。そんな「SAK CREPE」ですが、左にはバー「S-Place(エスプレイス)」の扉が。
一体どんな関係なんでしょうか。早速、お店の方にお話を伺ってみましょう。
サクサク食感のクレープということから「SAK CREPE」

今回は「SAK CREPE」代表の岡本亜紀さんにお話を伺いました。
「SAK CREPE」は2021年3月にオープン。岡本さんは「テイクアウトの分野で考えていたときに、私自身がクレープ屋さんでアルバイトをしていたことを思い出したんです。親戚が地元の新潟でクレープ屋をやっていて、そこでアルバイトをしていたんですけど、クレープを焼くのが好きだったんですね。関内にはクレープ店がないので、やってみようということでオープンすることになりました」とその経緯を語ります。
そしてお隣のバー「S-Place(エスプレイス)」は岡本さんの旦那さんが経営しているそう。岡本さんは「クレープ店とバーは別。同じ店内ですが、一角を借りているイメージですね」と説明します。現在はテイクアウト専門ですが、今後は店内で飲食できるようにすることも考えているそうです。
店名の由来は「サクサクとした食感」の「クレープ」ということから。クッキーとスポンジが全メニューに入っているので、最後まで食感を楽しめるのが同店の特長です。
岡本さんは「関内に頻繁に足を運ぶことがない方は多いかもしれませんが、横浜スタジアムなどのイベントに行く途中ですとか、当店をきっかけに関内を知っていただいて、通常のクレープとは違うイメージだと思うので、食べていただければいいなと思いますね」とアピールしています。
「SAK CREPE」のメニュー

「SAK CREPE」では、季節によって変更はありますが、常時26種類のクレープとオリジナルでカスタムできるクレープが提供されています。通常のクレープだけでなくホットクレープもそろえています。

種類もバナナ、イチゴ、ミカン、ティラミス、チョコレート、キャラメルなど豊富です。なかでも、横浜三塔をイメージして作られた「KING」「QUEEN」「JACK」が人気商品です。「バーの方だと過去に恋人になったり、結婚したりする人もいるんですね。3種類制覇していただけると、もしかしたら幸せになれるかもしれませんよ」と岡本さんは笑顔で話します。
セットのドリンクはコーヒー、紅茶、コーラ、スプライト、ピンクレモネード、メロンソーダなどを用意しています。
「SAK CREPE」でサクサククレープを堪能

今回は、人気商品のクレープ「KING」と「メロンソーダ」をいただくことにしました。
バナナとチョコチップで彩った王道クレープ「KING」

クレープ生地は全粒粉と優しい甘さのてんさい糖を使用しています。また、ラム酒やグランマニエを加えており、もちもちとした食感の生地だけでなく、芳香な香りも楽しめます。
「KING」にはバナナとチョコチップ、ガトーショコラなどが入っています。スティック型のチョコレートやクッキーが食感に変化を加えています。ボリューム感と甘みがありながらも、しっとりとした口当たりで優しい味わいでした。

ドリンクにはメロンソーダを選びました。色合いが映えますね。

ちなみにクレープは基本的に手渡し。複数注文やお土産用の場合はパックに入れてくれます。
なので、横浜公園、山下公園や港の見える丘公園、みなとみらい方面に散歩がてら足を伸ばして、公園のベンチに腰を下ろしてクレープを食べることもできますね。
「SAK CREPE」の店舗情報

オフィス街にあるお店なのでお仕事の休憩時間のおやつとしていただいてみるのもおすすめ。
甘いものが苦手な人でもサクサク食べられる大人の味わいです。
もし、関内周辺へ出向いた際はぜひ一度立ち寄ってみてください。