スイス生まれの人気キャラクター“ピングー”の40周年を記念した展覧会「ピングー展」が、横浜赤レンガ倉庫1号館2Fスペース会場にて、2021年12月24日(金)~2022年1月10日(月)の期間限定で開催中!
今回内覧会に招待していただいたので、見どころと共に中の様子をご紹介していきます!
誕生秘話からこれからのピングーまで知り尽くせる40周年記念「ピングー展」
スイスの映像作家オットマー・グットマン氏によって誕生したストップモーション・アニメーション「ピングー」。
1980年に「ピングー」の原型となるテストフィルムが制作されてから40周年を迎えました。
今回開催している「ピングー展」では、原作者オットマー・グットマン氏所縁の資料展示に加え、当時スタジオで使われた本物のクレイ人形やジオラマ、絵コンテ、撮影フィルムなど「ピングー」制作の貴重な資料約400点を展示しています。
SNSで話題となった、ピングーの無邪気で多彩な表情を並べた「ピングー百面相」など、ここでしか見られないピングーの新しい魅力がたくさん詰まった内容になっています。
ピングーと仲間たちがオリジナルアニメーションでお出迎え!
エントランスでは、ピングーのオリジナルアニメーションでお出迎え!
南極に住むピングーと仲間たちが、ピングーの世界にいざなってくれます。
ピングー誕生秘話
原作者のオットマー・グットマン氏にまつわるエピソードや制作資料などの初公開資料を展示。
オットマー直筆の字コンテや、直筆メモ入りポラロイドなどが見られます。
実際に撮影で使われたクレイ人形やジオラマを展示
実際に撮影で使われた貴重なクレイ人形を、エピソードと共に紹介。
こちらの展示も素晴らしく、ピングーの世界観にぐっと引き込まれていきます。
表情から小道具ひとつひとつの作りこみに感動します。
アニメーションの制作過程や撮影方法・こだわりを紹介
こちらはピングースタジオで使用していた撮影台の模型を展示し、アニメーション制作過程や撮影方法を紹介するコーナー。
実際に使われた35ミリフィルムや、
クレイ制作に使われた道具や資料が展示してあって、まるで当時の制作スタジオにお邪魔している気分を味わえちゃいます。
また、相関図と一緒にそれぞれのキャラクターの表情の紹介も。
ピングーの無邪気で多彩な表情を集めた「ピングー百面相」は、圧巻の一言。
全体でみるとこんなに豊かなピングーの表情!
これはぜひ実際に見てみてほしい素敵な展示方法でした。
アフレコシーンの映像展示では、“表情”と“声”という3DCGアニメにも引き継がれている「ピングーのこだわり」を紹介しています。
変幻自在なピングーの「時間オブジェ」
ピングーの伸縮自在で愉快な体の動きは、クレイならではの特性を活かした表現で、物語をより豊かにしている要素の一つ。
こちらのコーナーでは、グーンと伸びたり平たく潰れたりと、自由に表現されたピングーらしい体の動きを「時間オブジェ」として展示しています。
また、作品を彩るクレイの小道具や、ピングースタジオの中の様子が見られる映像も。
潜水ヘルメットだけでもこんなに表情豊かなのかと感動。。
3DCGとこれからのピングー
2017年より日本で制作された3DCGアニメーション「ピングーinザ・シティ」の展示も。
クレイの質感やコマ撮りの動きなどの特徴を追求しながらピングーの世界観をCGで作り上げています。
CGならではの躍動感と子供が共感しやすい職業をテーマに、一層魅力を増したピングーの世界を体感できます。
撮影可!巨大なピングーがお見送り
出口付近では、座ったままで2m以上はありそうな巨大なピングーがお見送りしてくれます。
こちらは撮影可能なので、ぜひ一緒におさまってみて!
物販では「ピングー展」オリジナルグッズの販売も
展示を心行くまで楽しんだ後には、ピングーのグッズ販売のコーナー。
Tシャツや文房具、生活用品など、とにかく何でもそろっていて見ごたえ抜群。
「ピングー展」オリジナルグッズも販売しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
「ピングー展」会場にピングーが遊びに来る!
「ピングー展」開催初日の2021年12月24日(金)~26日(日)の3日間は、ピングーに会えるチャンス!
1日計3回会場に遊びに来てくれて、動いてる姿がとにかく可愛らしいので、ぜひ会いに行ってみてくださいね。
日にち | 2021年12月24日(金)~26日(日) |
時間 | 各日 11:00~|14:00~|16:00~ |
場所 | 「ピングー展」会場入口 |
赤レンガ倉庫の外からもオリジナルデザインの装飾で楽しめる
さらに横浜赤レンガ倉庫1号館・2号館の屋外ガラス各所には、ピングーオリジナルデザインの装飾が2021年11月6日(土)から2022年1月10日(月)の期間限定で展開中です。
エントランスの装飾はこんな感じで、入口の目印にもなっています。
40周年記念「ピングー展」の詳細情報
横浜赤レンガ倉庫にて開催中の40周年記念「ピングー展」、私自身幼いころに大好きでよく観ていたというのもあり、ひとつひとつの展示に引き込まれるような、魅力たっぷりな場所でした。
また屋外装飾やピングーのグリーティングなど、大人から子供まで興味津々になれるような仕掛けがちりばめられているので、ぜひ年末年始のお休みを利用していろんな方と訪れてみてくださいね。
イベント名 | 40周年記念「ピングー展」 |
会場 | 横浜赤レンガ倉庫1号館 2F |
住所 | 〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1-1-1 |
展示期間 | 2021年12月24日(金)~2022年1月10日(月) |
会場時間 | 11:00~17:00 ※土・日は18:00まで ※25日(土)は20:00まで |
入場料(当日券) | 【一般】1,300円 【大学生】1,000円 【高校生】700円 【中学生】500円 【小学生】400円 |
HP | 公式イベントサイト |