最近は過去最大とも言える食パンブームの真っ最中ですが、ぜひ試して欲しいのが横浜関内、高級生食パン1本で勝負するベーカリー「乃が美はなれ」関内店です。
高級食パンブームの先駆けとなったお店が乃が美。
1本800円もする食パンが大人気で、側道には行列ができる程の大人気です。
「高級生食パンってどんなパンなの!?」という疑問を解消すべく、今回「乃が美はなれ」関内店さんにお邪魔してきました。
行列のできるベーカリー「乃が美はなれ」関内店

2020年4月から横浜市庁が移転したことや、プロ野球が無観客試合を継続していることもあって、心なしか静かなJR関内駅南口。しかし旧横浜市庁を横目に、みなと大通りを港方面に向かって歩くと、行列を目にすることができます。
もう少し進むとレトロな喫茶店大学院やあいおい食堂があるなど、居酒屋などが立ち並ぶみなと大通り側道沿いですが、その中でも行列がひと際目立っているのが「乃が美はなれ」関内店の周辺です。

乃が美は大阪で2013年に登場した高級生食パン専門のベーカリーです。2016年には、パン専門のコミュニティーサイト「パンスタ」が選ぶパン・オブ・ザ・イヤーの食パン部門で金賞を受賞するなど、味は折り紙付き。
「乃が美はなれ」関内店は2018年にオープンしました。

食パンを思い出させるような白と薄い茶色を基調とした店のデザイン。高級感と清潔感があり、女性はもちろん年配の男性も並ぶ程の人気ぶり。
並んでいるお客さんは予約なしで高級生食パンを購入しに来ている方々で、私が到着したときにも、すでに10人くらいのお客さんが順番を待っていました。中には車でわざわざ乃が美までパンを購入しに来る方も。
電話やインターネットから予約した場合には、並ばなくてもすぐにパンを購入できます。お店の外にもスタッフさんがいて、お客さん同士の距離を空ける誘導をしてくれているので、安心して並ぶことができます。

そしていよいよ店内へ。
店内も非常にシンプルで、食パンに全てを懸ける雰囲気が現れていますね。

正面右側には、出来たての高級生食パンがどんどん並べられています。

一方正面左側には、1~2斤のパンとジャムが並べられています。せっかくなので、パンだけでなくジャムも購入することにしました。
店員さんの話だと、昼過ぎの段階ですでに1斤の食パンは売り切れ。
2斤の食パンを購入狙うのが確実なようです。
「乃が美はなれ」関内店の高級生食パンとジャムをテイクアウト

こちらが購入した高級生食パンの入った紙袋。
生食パンなので早めに食べたほうがいいとのことだったので早速いただきます!

2斤のパンを取り出すと、やはり結構大きいですね。1斤の食パン2個分よりさらに大きい気すらします。
ちなみに乃が美の生食パンは焼かなくても美味しく食べられるのが特徴。カナダ産の高級小麦を使ったパンということで期待も膨らみます。

焼かずに何もつけないとこんな感じ。
なにも付けずに食べてみると、これが美味しい!
焼いてあるにもかかわらず、パンが凄く柔らかい!口に入れた瞬間に、普通の食パンと全然違うことが伝わります。
私はいつもバターやジャムをつけて食べていたんですが、こんなに食パン自体が美味しいとは思わなかった!

こちらは合わせてテイクアウトしたチョコレートジャム。

ジャムはチョコレートの他にもストロベリー、マーマレード、ブルーベリーのジャムが販売されていたので、違う味を求めてまた行きたくなりました!

もちろんバターを着けるなど、普通の食べ方もアリです。バリエーションを変えて、ベストの食べ方を探してみるといいんじゃないでしょうか。
「乃が美はなれ」関内店の店舗情報

日本大通りから馬車道にかけてのエリア取材でいつも行列が気になっていた「乃が美はなれ」関内店。
実際に並んでみて高級生食パンを購入すると、人が多いのも納得。大満足の美味しさでした。
日によって並ぶお客さんの数も違うそうなので、スムーズに受け取りたい方は予約してから伺うのがおすすめです。