馬車道にある「Le parfait Bashamichi(ル・パルフェ馬車道)」は、旬のフルーツをふんだんに使った絶品パフェをそろえるパフェ専門店。ほかにもバターの食べ比べセット、通常営業であればアルコール類もメニューに加えている注目のお店なんです。
今回は「Le parfait Bashamichi(旧ミルピグ パフェ部)」に伺い、「マスクメロンのパフェ」と「キャラメルバナナのパフェ~淑女のパフェ~」をいただいてきたのでレポートしていきます!
馬車道駅から徒歩3分。風情ある街並み望む立地に佇む「Le parfait Bashamichi(旧ミルピグ パフェ部)」
みなとみらい線馬車道駅から徒歩3分。歴史を感じさせる風情あふれる馬車道商店街の街並みを通り抜けていくと、関内ホールが見えてきます。
その向かいにあるのが「Le parfait Bashamichi(旧ミルピグ パフェ部)」です。スタンド看板を見つけたら、その横にある階段を昇り、2階の左手に入りましょう。
扉を開けると、真っ白な壁と大きな窓を基調とした内装が眼前に広がります。窓際に着席して窓の外を眺めると、馬車道の青々とした木々の狭間から関内ホールの様子が視界に入ってきました。
開放感があって落ち着いた空間。ゆっくりとパフェを楽しめそうですね。
「自分だったらこうするよ」という提案をしたことがきっかけでオーナーに
今回はオーナーの須藤兼之さんにお話を伺いました。
ミルピグ都橋店から派生した同店は、ミルピグ馬車道店として2019年4月にオープン。当時は都橋店と同じようにワインバーとしてチーズや生ハム、ワインなどを提供していました。ちなみに「ミルピグ」という名前は、チーズの“牛”と生ハムの“豚”からとったそうです。
もともと夜はバーとして営業していた「ミルピグ」でしたが、空いている昼間に何かできることはないかということで始めたのがパフェ専門店。2019年9月にはミルピグのパフェ部門として改めてオープンすることになりました。
パフェ提供は初めは日中だけだったものの、お客さんの要望を受けて夜間も提供することになったんだとか。
元々、旅行業界で従事していた須藤さんでしたが、「以前のオーナーが『パフェをやりたい』と言って、家内がアルバイトとして参加することになったんですけど、なかなか形になっていかない。そのころ私は傍観者だったんですが、業を煮やして、『自分だったらこうするよ』と提案したら、いつの間にか『それでは全部お任せします』という話になったんです」と振り返ります。
現在は須藤さん夫婦がオーナーとなり、2021年9月には「ミルピグ」系列から独立した新店名「Le parfait Bashamichi(ル・パルフェ馬車道)」としてリスタートしました。
須藤さんは「生クリームやフルーツなどの素材にこだわり、それぞれの素材を引き立てるように味を設計しています。たかがパフェだとお思いになる方もいらっしゃると思いますが、これで季節を感じてほしいです」とアピール。
これはリニューアル後も足を運ぶしかないですね!
「Le parfait Bashamichi(旧ミルピグ パフェ部)」のラインナップ
定番メニューは「チョコレートバナナのパフェ~紳士のパフェ~」や「キャラメルバナナのパフェ~淑女のパフェ~」、「抹茶アフォガードのパフェ」「フルーツトマトのパフェ」などフォトジェニックなパフェがずらり。
人気が高いのは、そのときどきの旬のフルーツを使った期間限定の季節のパフェ。旬のフルーツを目当てに訪れるリピーターも多いそうですよ。
「基本的にフルーツのパフェを提供しているので、横浜の中央市場から仲買さんを通じて、ベストに近いものを仕入れてもらうようにお願いしています。ハウス栽培のものも使いますが、基本的には露地栽培で入出荷が安定しているものを使いますね。初物は味が乗ってこないものもあるのであまり使いません」と須藤さん。クリームも北海道根釧地区産のものを複数ブレンドしたコクのある味わいが人気で、素材にもこだわりが熱いんです。
大人のパフェを掲げるお店なので、お酒×パフェのコラボレーションが楽しめるのも魅力のひとつ。当面はお酒提供休止中ですが、パフェに合う甘口で後に残らない日本酒やシャンパンなども楽しめるというから気になってしまいます。
「Le parfait Bashamichi(旧ミルピグ パフェ部)」で大人な絶品フルーツパフェを堪能!
今回は、「Le parfait Bashamichi(旧ミルピグ パフェ部)」の定番メニューの「マスクメロンのパフェ」と「キャラメルバナナのパフェ~淑女のパフェ~」をいただきました
メロン本来の甘みを引き出した「マスクメロンのパフェ」
色々な形にカットされたマスクメロンの間にバニラアイスや生クリーム、メロンソルベを挟まれていてもう絶品。さらにマスカルポーネクリーム&シャンパンジュレが入っているので、大人の味わいに仕上がっているんです。
見た目はクリームの量が多いように感じられますが、甘ったるさもありません。
メロン本来の甘みを引き出しており、ペロリと食べられる逸品。
ちなみに全てのパフェに「パルジャーノ レッジャーノ」と「ゴーダバジル」という名のチーズと「パンナコッタ」(注文すればカラメルソースもつけられます)、「オレンジ」が付いてくるので、味変しながら楽しめるのも嬉しいですね。
バナナとキャラメル、コーヒーの香りを楽しめる「キャラメルバナナのパフェ~淑女のパフェ~」
続いては名前から大人な「キャラメルバナナのパフェ~淑女のパフェ~」。
上層部にはバナナとローストナッツを配置、カラメルソースがたっぷり。中層はバニラと生クリームの甘みが楽しめて、最後にはキャラメルアイスとティラミス、エスプレッソゼリーと徐々にコーヒーの苦みが押し寄せてきます。
まさに酸いも甘いも経験してきた大人な一品。
この複雑な味わいは癖になりそうです。
「Le parfait Bashamichi(旧ミルピグ パフェ部)」の店舗情報
今回訪れた馬車道「Le parfait Bashamichi(旧ミルピグ パフェ部)」は女性のお客さんが多いお店で、若いカップルから年配のご夫婦まで年齢層は幅広いようです。ひとりで来客される方も多いそうで、人気の高さが伺えますね。
もし、馬車道や関内方面へと出向く際はパワーアップした「Le parfait Bashamichi(旧ミルピグ パフェ部)」に一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
店舗名 | Le parfait Bashamichi(ル・パルフェ馬車道) ※旧ミルピグ パフェ部 |
住所 | 神奈川県横浜市中区住吉町5-57 馬車道会館ビル 2F |
電話番号 | 045-306-6111 |
営業時間 | 【火曜-土曜】13:00~22:00 【日・祝】13:00~18:00 ※月曜定休(祝祭日の場合は火曜休) |
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