北仲ブリック&ホワイトのSOUTHにある「里武士 馬車道」は、長野の野沢温泉に本店があるクラフトビールのお店です。
醸造所を併設した馬車道店がオープンしたのは2022年4月。個性的なビールから鉄板のラガーまで、味わいあるビールを作っています。
「里武士」のスタンダードなビールから、馬車道でしか飲めないビールまで揃っています。
今回は、「里武士 馬車道」を紹介します。ビール好きの人に人気のお店です。横浜散策の際には、ぜひ訪れてみてください。
北仲ブリック&ホワイトでクラフトビール「里武士 馬車道」

「里武士 馬車道」があるのは、北仲ブリック&ホワイトのSOUTHエリア。馬車道の駅をでてすぐの場所にあります。
大きな看板はありませんが、オープン時には入り口のところに看板がでています。
横浜市歴史的建造物の旧横浜生糸検査所付属倉庫事務所を改装したお店なので、雰囲気もバッチリ。暗くなってからもライトアップされているので、歩くのも楽そうです。

建物に入るとすぐに「里武士 馬車道」の入り口があります。シンプルな事務所の雰囲気が残るドアですね。
「里武士 馬車道」では、クラフトビールの醸造だけでなく、蒸留酒も作っています。加えて、RTD(Ready To Drink)やカクテルの開発、フードペアリングも行っている拠点です。
横浜の歴史ある場所から生まれる新たな食文化。考えるだけで心が踊りますね。
スタイリッシュな「里武士 馬車道」の店内

大きなカウンターがあるスタイリッシュな「里武士 馬車道」の店内。窓際にはカウンター席が並んでいます。
早い時間に伺ったので、店内はまだゆったりとしています。

カウンターの奥にはビールの醸造所。中で作業している様子が伺えますよ。
カウンターには全部で15種類ものタップが並んでいます。ビールや蒸留酒、RTDも飲めるようになっているそうです。
「里武士 馬車道」で作られているビール以外にも、野沢温泉の本店で作られているビールを味わえます。

入り口近くに置いてある冷蔵庫には、RTD(Ready To Drink)なども並んでいます。
RTD(Ready To Drink)とは、「ふたを開けてすぐ飲める」という意味で、日本では、缶チューハイなどにあたるもの。近年のお酒業界では、RTDが流行っているそうですよ。
確かに最近はビール以外の缶のアルコール飲料も種類が豊富ですよね。
仕事終わりに一杯!「里武士 馬車道」のメニュー

「里武士 馬車道」では、クラフトビールとカクテルに合わせたフードも提供しています。
たことチョリソー、ポークカルニタスは、木曜限定のタコスメニュー。トルティーヤも自家製で作られているこだわりのメニューです。ペアリングされたビールをセットで頼めます。
特製フライドチキンは、1ピースから。ひとりでも注文しやすい小皿料理も種類が多いですね。自家製のソーセージや鴨のハムなども気になります。

チキンウィングやササミフライは、トッピングも選べます。「スウィート&スパイシー、バナナとライム」のフレーバーがどのような味か気になりました。「四川風ハニーグレイズ、パクチー」も捨てがたいですね。
モンタディートは、スペイン料理の名前でオープンサンドのようなものです。バゲットの上にトッピングがされています。
こちらも「鳥ハツのスパイシーパテ、ピクルス」や「ヤギチーズ、柿、ピスタチオ、ざくろ蜂蜜」と、普段お目にかからない組み合わせのメニューが並んでいます。
お酒好きの好みそうなラインナップで迷ってしまいますね。

サクッと食べたいなら、キャロットラペやピクルスなどの単品もあります。野沢菜があるのが長野のお店らしいですね。
迷ってしまった人は、3種の盛り合わせもありますよ。

じっくりと読みたくなるドリンクメニューですね。赤文字でLIBUSHI Bashamichiと書かれているものは、馬車道店で作られたもの、青文字のAJBCo.は長野の本店で作られているビールと蒸留酒です。
平日の18時まではハッピーアワーで、指定のビールがハーフパイント500円、パイント1,000円で楽しめます。伺った日は、#2のJuicy Junctionでした。
ビール以外にも7番や11番のようにカクテルやジンのドリンクもあります。「ビールではありません」と書かれているので注文前に確認してくださいね。

Nozawa Whiteは、長野のビアフェスで飲んだことがあります。キリッとした飲み口で、後味もスッキリしているので、はじめの一杯におすすめです。
野沢温泉のフレッシュホップを使ったビールやお店とのコラボビールなど、どれも気になるものばかりですね。
テイスティングセットなら、4種類のビールを味わえるので、いろいろなビールを試したい人は要チェックです。
「里武士 馬車道」のクラフトビールで乾杯

ビールは#2のJuicy Junction、ハーフパイントです。フードは、モンタディートの鳥ハツのスパイシーパテ、ピクルスを注文しました。
夕食前の小腹がすく時間。ビール一杯とオープンサンドはちょうど良い量でした。「里武士 馬車道」は、ひとり飲みにいいですね。

フルーティーなJuicy Junctionは、スッキリとした飲み口で、思わず一気に飲みたくなるビールでした。ドリンカブルな仕上がりとかかれていたのも頷けますね。
料理が出てくるまで、飲み切らないように味わいながらいただきます。

ピクルスはにんじんと大根、鳥ハツのスパイシーパテは、ピリッとした後味。カリッと焼かれたバゲットのほんのり感じる甘さにパテが相まって「もう一口」と食が進みます。
上からかけられたオリーブオイルも風味がよくて、食べた瞬間オリーブの香りが口の中に広がります。
ビールのおつまみには最高のバゲットサンドです。
「里武士 馬車道」の店舗情報

「里武士 馬車道」は、馬車道駅をでてすぐの北仲ブリック&ホワイトにあるお店です。桜木町や関内からもアクセスがよいので便利に使えそう。みなとみらいや日本大通り散策の帰りにもおすすめです。
クラフトビールとこだわりのフードが味わえるのが魅力の「里武士 馬車道」。平日は15:00からで、ハッピーアワーもあるので最新情報を確認してください。
週末は11:30からやっているのでお昼からビールを楽しめますよ。
横浜らしい雰囲気を満喫できるビアバーです。横浜散策に行ったらぜひ訪れてみてください。