京急黄金町駅から徒歩2分の「BOULANGERIE こねるねこ」は、雑居ビルの狭間に佇むパン屋さんです。桜木町駅や関内駅からもちょっと歩きますが20分程度。
上から読んでも下から読んでも「こねるねこ」。
店名の通り、ネコ型のかわいらしいパンを手作りで焼いて提供しています。
今回はそんな「BOULANGERIE こねるねこ」のパンをテイクアウトしてみたのでレポートしていきます!
可愛い看板が目印。「BOULANGERIEこねるねこ」の外観
駅から阪東橋方面に向かい、大岡川を右折。桜並木を歩いていって栄橋を渡ります。しばらくすると、見えてくるのが、パンを食べようとしているネコの看板。小さな看板なので見逃さないように注意!
看板に似て、店構えもかわいらしい。2人も入ったらいっぱいになってしまう店内ですが、白壁と落ち着いた照明が清潔感を感じさせます。
お店の前に着くと出来立てのパンの香りが。我慢できずにお店に入り声をかけると、奥のベーカリーキッチンから白髪交じりの男性が登場しました。かわいいネコとミスマッチ感がまた味わい深いかも。
“カネコ”さんの“ネコ”をとって「こねるねこ」
「BOULANGERIEこねるねこ」は、オーナーの金子勝さんが15年のパン修行の後、2018年にオープンし1人で切り盛りしているお店。
そんな金子さんは「苗字が“金子”なので、前の職場で“ネコさん”と呼ばれていたんですね。パンの製造過程の“コネル”と“ネコ”がうまく組み合わすことができないかなあと思って。それで考えたのが“コネルネコ”なんです」と店名の由来を話してくれました。
続けて、「動画とかを見ていると、ネコもこねる動作をよくするんですね。見ているうちにネコが好きになっちゃいました」と照れ笑いを浮かべます。
看板の絵は、絵本作家をしている金子さんのお兄さんが担当。
店頭にはお兄さんの絵本も販売していました。
パン作りは安全で安くておいしいがモットーで、湯種と中種を使って水分を逃がさないようにしながら、手間をかけて作ったもっちりとした生地のパンが魅力です!
「BOULANGERIEこねるねこ」のラインナップ
店頭には、あんぱんやクロワッサン、ハード系バケット、食パン、総菜パンなど約20種類のパンが並びます。
180円とリーズナブルな価格設定のパンが多いのがが嬉しいところ!
お店はセミセルフレジで、お客さん自らが精算するタイプです。
つぶらな瞳がかわいらしいネコ型「あんぱん」
あんぱんは、つぶあんとこしあんの両方を販売中。
茶色いのがつぶあんで、
薄い色合いのものがこしあん。瞳にはつぶあんの粒を使用しています。
どちらも生地がもっちりとしていて、深みのあるあんこがびっしり!
深みのあるバターの旨みがほんのりと舌に残るのも印象的で、どこか懐かしい味がします。
ドライトマトとチーズが入ったネコ型「フーガス」
フーガスとは南仏プロヴァンスを発祥とする葉っぱの形をしたパンのことだそうですが、こちらもネコがモチーフ。
カリッとしたフランスパンのような生地の中に、ドライトマトとチーズが入っていて、ワインとの相性がよさそうな一品です。
さまざまな食感を楽しめる「エビとブロッコリーのパン」
エビとブロッコリーが入っている総菜パン。薄めのパン生地にチーズが乗っており、チリソースのような辛みを感じさせるので、ピザのような味わいです。プリプリのエビとシャキっとしたブロッコリー、そしてトロっとしたチーズともっちりとしたパン生地。
一品でさまざまな食感を味わえるので「小腹がすいた時でもちゃんと満足感が欲しい!」という方におすすめ。
ボリューミーな巨大「クロワッサン」
長さ約17㎝のボリューミーなクロワッサン!
なかなかお目にかかれない大きさです。
顔を近づけてみるとバターの芳醇な香りがふんわり。
表面はサクサク、中はフワフワ。
しっとりとした食感とバターの濃厚な味わいが魅力です。
「BOULANGERIEこねるねこ」の店舗情報
「BOULANGERIEこねるねこ」のネコ型パンはそれぞれ種類によって表情が違って、どれも愛嬌があってかわいらしいんです!
意外なのは、食べてみて気づく歯ごたえのある硬めの食感なこと。
ネコに似てツンデレな憎いパンです。
ちなみに黄金町近辺は「看板ねこが人気のTAKEYA」「ネコがいる居酒屋ひょっとこ」「桃ねこ」とネコに関係するお店が多いエリアなので、ネコに関連したお店を巡ってみるのも楽しそうですね。
店舗名 | BOULANGERIEこねるねこ |
住所 | 神奈川県横浜市中区末吉町4-73-4 ORO駅前マンション 1F |
電話番号 | 045-298-6069 |
営業時間 | 8:00~19:00 ※第1第3月曜日・火曜日定休 |
テイクアウト情報 | あり |
URL | Instagram|FaceBook |