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横浜ランドマークプラザ「こめらく 贅沢な、お茶漬け日和。」心もお腹もほっと温まる和食屋さん

横浜ランドマークプラザ1階にある創作お茶漬け専門店、こめらく
「贅沢な、お茶漬け日和。」というフレーズに惹かれて、美味しいお茶漬けを楽しみに訪れてみました。

看板には「二度くるおいしさ、こめらくの贅沢茶漬け。」とも書かれています。
おいしさが二度くるとはどういうことなのでしょうか。

早速レポートをお届けします。

目次

創作お茶漬け専門店 こめらく 贅沢な、お茶漬け日和。

横浜ランドマークプラザ1階、クイーンズスクエアやみなとみらい駅方面の出入り口から入ってすぐ「こめらく 贅沢な、お茶漬け日和。」と書かれた看板が見えます。

「二度くるおいしさ、こめらくの贅沢茶漬け。」と大粒のいくらがたっぷり乗ったお椀に熱々の出汁が注ぎ込まれている写真に目を奪われます。

店頭ではテイクアウト用お弁当販売の準備中。忙しくお弁当を並べながらも笑顔で「いらっしゃいませ」と声を掛けてくれるスタッフさんの横を通り、店内へ。

こちらへどうぞと案内してもらいながら店内を見渡すと、入り口外観からの印象よりも広めで奥行きがあり、ゆったりとした店内。

4人席が5卓、2人席が7卓並べられています。

お茶漬けというとなんとなく定食屋さんのような雰囲気を思い描いていましたが、濃淡様々なカラー違いの板を貼り合わせた美しい壁に、アートさえ感じるようなスタイリッシュな内装です。

全体的に木目調で統一され、包み込まれるような木のぬくもりを感じられる落ち着いた空間ながら、ハイセンスなライティングでまるでカフェのような雰囲気。

壁に掛けられた和モダンなアート、生成り色の温かみのある生地で作られた暖簾、テーブルに置かれた缶類をくるむ可愛らしい柄の和紙で、ほっこり「和」のテイストが加わり、和みの空間を作り出しています。

この日は女性1人客やサラリーマン2人連れ、赤ちゃんのいるファミリーからご年配夫婦、カップル、外国人の方までとても幅広い客層で、開店から約30分でほぼ満席。

外のテイクアウト販売にもちらほらと列ができています。近隣のサラリーマンやOLさんが買っていくようで、入店時に高く積み上げられていたお弁当があっという間になくなっていきます。

ここ「こめらく 贅沢な、お茶漬け日和。」は、「ごはんの数だけ、おいしい気持ち」を使命とする株式会社T.U.Bアソシエイツがチェーン展開する創作お茶漬け専門店。

東京・神奈川・千葉を中心にたくさんの店舗がありますが、その店舗ごとの立地によって、販売スタイルや提供するものを変えているのが特長です。

店舗によって名前も違い、例えばスープがメインのスープスタンドスタイル店舗「こめらく 和のスープとお茶漬けと。」や、おむすびメインのテイクアウトスタイル「こめらく 本日、おむすび日和。」や、おひつごはんがメインのフードコートスタイル「こめらく みんなでお茶漬け日和。」など、その土地それぞれのニーズに合わせたサービスを提供しています。

同じこめらくといっても、店舗が違えばお店のスタイルも名前も食べられるものも違い、その場所ごとに新しい発見ができるという面白いチェーンです。

ここ横浜ランドマークプラザにあるこめらくは「贅沢な、お茶漬け日和。」という名前の通り、ゆっくりと楽しむ贅沢なお茶漬けメインのスタイルです。

厳選素材とこだわりのお米でいただく、至福のお茶漬け

席に案内してくれたスタッフさんが、メニューを広げて丁寧に説明をしてくれます。

ランチメニューは大きく分けて二種類。定食タイプのお茶漬け膳セットと丼タイプのおひつ飯セットです。

定食タイプのお茶漬け膳セットは「豚の生姜焼き膳」、「本日の日替わり膳」、「塩だれ風味の鶏からあげ膳」、「茄子の京風そぼろあんかけ膳」、「アボカド・ツナ・きのこの胡麻ソースサラダ膳」が選べて、全てごはん・お出汁のおかわり自由で、909円+税です。

この日の日替わり膳は「柚子胡椒風味の鶏の南蛮漬け」でした。

上記のおかずにおばんざい2品、発芽玄米入りごはん、特製かつおだしのセットに加え、お茶漬け用のお好きな各地の名産具材を、博多明太子・炙り鮭ほぐし・たこわさ・紀州五代梅・塩昆布・釜揚げしらす・高菜・本日の日替わりトッピング(この日はサーモンの漬け)の中から2つ選べるという贅沢な膳セットです。

丼タイプのおひつ飯セットは「鮭といくらの親子ごはん(909円+税)」、「アボカドとサーモンごはん(909円+税)」、「ねぎとろ温玉ごはん(909円+税)」、「鯛とアジの漁師ごはん(909円+税)」、「国産牛とろフレークとローストビーフごはん(1100円+税)」から選べます。

おひつごはんに、おばんざい2品と特製かつおだしのセットで、こちらも全品ごはん・お出汁のおかわりは自由というから嬉しいですね。

この他に、冬の限定メニューとして、脂ののったぶりを特製のごま醤油タレに漬け込んでごはんにのせた「大分郷土料理ぶりのあつめしおひつごはん(1000円+税)」と、かつおだしに鶏肉と野菜を入れて煮込み、素材の旨味たっぷりの汁に仕上げた「揚げ餅とたっぷり大根おろしの特製みぞれ汁茶漬け(909円+税)」がありました。

全てのメニューに使われているお出汁は厳選素材のかつおだし。お魚は全て築地直送の新鮮な海鮮と、こだわりのふっくら発芽玄米入りごはん。

たくさんの選べるメニューに迷い、丁寧に説明してくれたスタッフさんにおすすめを聞いてみます。

お店の人気ナンバーワンは「鮭といくらの親子ご飯」だそうです。いくらのキラキラした鮮やかな色あいが美しく、インスタ映えも必至の人気メニューとのこと。

スタッフさんのおすすめは、お腹が減ってガッツリお肉を食べたい時に選ぶという「国産牛とろフレークとローストビーフごはん」。

「えっ、ローストビーフのお茶漬けってどんな感じになるんですか?」と思わず興味津々で聞いてしまうほど意外な組み合わせですが、スタッフさんいわく「これが意外なことに合うんですよ!」とのこと。

試してみたい気持ちはやまやまですが、次におすすめしてくれた「アボカドとサーモンごはん」も、「アボカドのお茶漬け??」とメニューを見て気になっていたので、こちらを注文してみることにしました。

二度おいしい、アボカドとサーモンのおひつごはん

運ばれてきた「アボカドとサーモンごはん」は、サーモンのオレンジ色とアボカドときゅうりのグリーンが色鮮やかで美しいおひつごはん。

付け合わせのポテトサラダとほうれん草のごまあえが小鉢にのせられ、特製醤油ダレが付いています。

美味しい食べ方を丁寧に説明してくれたので、教えてもらった通りにいただきます。

はじめはそのまま丼として。次に特製かつおだしをかけてお茶漬けとして。
まずは、添付の甘辛たれをかけてそのままいただいてみます。

たくさんの角切りサーモンときゅうりの上に、大きく厚めにスライスされたアボカド。大根のつまとかいわれ、ごまがたっぷりのっています。

脂の乗った新鮮なサーモンのプリッとした食感と甘みが感じられ、甘辛の醤油たれがよく合い、ご飯がすすみます。アボカドのマイルドでクリーミーな味わいがサーモンにコクをプラスし、黄金コンビの至福の味わいが楽しめます。

そこへカリッと食感が心地良いきゅうりのさっぱり感と、シャキシャキした大根にかいわれの爽やかな苦味が加わり、どんどん食べ進めても飽きのこない美味しさです。

ほかほかのふっくらごはんは発芽玄米入り。発芽玄米にはストレス軽減作用やコレステロール低下、血圧上昇抑制効果で知られる栄養素GABAが、白米の10倍も含まれています。

そのまま食べてもお茶漬けにすることを忘れてしまうほど美味しいので、うっかり半分食べ進めてしまいましたが、慌ててストップ。お茶漬けを食べに来たことを思い出します。

ここで残りのおひつごはんを隣の器にうつし、特製のかつおだしをかけてお茶漬けにしてみました。

熱々のお出汁をかけていると、立ち上る湯気に乗ってかつおだしの良い香りが食欲をそそります。サーモンが少しづつ色を変えて脂が溶け出し、アボカドが溶けるように崩れていきます。

そこへテーブルに備え付けられている刻み海苔とあられをたっぷりのせていただきます。

まず感じるのは、お出汁のおいしさ。

かつおだしのサッパリながらうまみが凝縮された豊かな風味と香りを感じられ、そのままお出汁だけでも十分美味しく飲めてしまうほどです。

サーモンとアボカドの脂が溶け出してさらに旨みたっぷりのお出汁とご飯を一緒に食べると、丼としてそのまま食べていた時とはまた違った新しいおいしさ。

こっくりとしたサーモンとアボカドのコク深い味わいが、お出汁の力でサッパリと、「和」のテイストに表情を変えます。

アボカドがお茶漬けに??と思っていた私ですが、熱々のお出汁にアボカドの脂が溶け出し、マイルドでクリーミーなのにサッパリ、という絶妙なコンビネーションを楽しむことができました。

テーブルにはその他にもわさび菜やかつおぶしが置かれていて、自由にカスタマイズしていただくことができます。日替わりのお漬物が2品あり、自由に持ってきていただくことができます。

付け合わせの小鉢も脇役とあなどれません、しっかり美味しい2品です。

ポテトサラダは枝豆が入っていて、コリコリほくほくの食感が楽しく、ペッパーがピリッと利いています。ほうれん草のごまあえは、ごまたっぷりで箸休めに最高。

熱々のお茶漬けと美味しいおかずで、お腹も心もほっと温まりました。

コンセプトは「お茶漬けのある日常」

外食に行こう!という時、よく選択肢にあがるのは、パスタ、中華、焼き肉、寿司、ファミレス、フレンチ…。好みによって色々あるかもしれませんが、この選択肢の中に「お茶漬け」が当然のように入ってくることはあまり無かったのではないでしょうか。

それを当たり前にしたいのが、ここ「こめらく」の目指すこと。

コンセプトは「お茶漬けのある日常」です。

外食に行こう!と言う時に、「お茶漬けにする?パスタにする?」と言うくらい、お茶漬けを当たり前の日常にしたい。そんな思いでお茶漬けの色々な魅力を発信し続けています。

駅ナカで朝ごはんにお茶漬け、オフィスビルでランチにお茶漬け、休日に家族とショッピングモールでお茶漬け、デートや女子会に大切な人とお茶漬け。

どんなシーンでも日常にお茶漬けがある。そんなライフスタイルを作ることを目指しています。

店舗ごとのメニュー開発や、選べる沢山のお茶漬け具材(全国各地の名産)からも、たくさんの人に「また食べたい」と思われるお茶漬けづくりの思いが見えてきます。

新しさを感じるお茶漬けを提供していきたいというメニューのキーワードは

  • 二度おいしい(選べる・カスタマイズできる)
  • お手軽(素早い提供と馴染みのあるメニュー)
  • ヘルシー(健康志向)
  • プチハッピー(わくわくするメニュー)

「ご自由にどうぞ」とお店に置かれている二種類のお漬物、今日は「柴漬け」と「うまかですたい」でしたが、九州出身の方には懐かしい、馴染みのある味だったかもしれません。

ふとした時に「また食べたい」と思えるくらい、たくさんの人々の日常や心の中に自然に入り込んでくるお茶漬けにする。そのために大切にしていることは、いつも新しさを感じられるメニューの提案だけでなく、キーワードにある「二度おいしい・お手軽・ヘルシー・プチハッピー」。そして立地に合った過ごしやすい空間づくりやまた来たいと思ってもらえるサービスの提供です。

美味しくていつも新しい、それでいてどこか馴染みのあるお茶漬けと心地よいサービス。

厳選素材でこだわった熱々のお茶漬けを食べたくなったらぜひ「こめらく 贅沢な、お茶漬け日和。」へ。

熱々のお茶漬けでお腹も心もほっとやわらぐ、和みの時間がここにあります。

「こめらく 贅沢な、お茶漬け日和。」の店舗情報

店舗名こめらく 贅沢な、お茶漬け日和。 横浜ランドマーク店
住所〒220-8105 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1
ランドマークプラザ1F
営業時間平日 11:00~22:00(L.O. 21:30)
電話番号045-640-5088
テイクアウト情報あり
URL公式サイト

ちなみに、こめらく 贅沢な、お茶漬け日和。は同じくランドマークプラザ内で「手作りおにぎりと手作りサンドイッチ」を提供するカヤバヤという店舗も運営しています。

カヤバヤの取材もしてきたので、良ければ合わせてご覧ください。

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