石川町にあるカフェ「キッサコス」は、2023年3月に新しくオープンした手作りお菓子やコーヒーなどを提供しているお店です。路地裏の住宅地に立地しており、女性一人でも入りやすいオシャレなお店になっているそうですよ。
今回はそんな「キッサコス」で絶品手作りケーキをいただいたので、レポートしていきます!
石川町駅から徒歩約6分。北欧調で柔らかな雰囲気を醸し出すカフェ「キッサコス」
JR石川町駅から徒歩約6分。元町口(南口)から右手に出てひたすらまっすぐ進みます。諏訪神社前の交差点を越え、右手に見える小山湯を越え、しばらくすると左手に真っ白な建物が見えてきます。そちらのお店が「キッサコス」です。
木目の扉と一鉢の植木。丸い木製看板もかわいらしい。
シンプルな外観から中に入っていくと、左手にカウンターがあります。
奥には16席。
オフホワイトの壁と木目調のテーブルや椅子が柔らかな雰囲気を醸し出します。
猫をかたどったデザイン、北欧の調度品など、シンプルでありながら細かいところまでこだわりを感じさせる内装。
柔らかい日差しが店内を優しく包み込むような採光が取れており、開放感かつ清潔感のあるお店ですね。
落ち着いてくつろげる場所を提供したい
今回は、「キッサコス」オーナーシェフの鈴木ひとみさんにお話を伺いました。
横浜市出身の鈴木さんは、ケーキ屋さんやレストランなどでの修業を経験して、今年3月に同店を出店しました。「ケーキやお菓子に関わるのが幼稚園からの夢だったんです。カフェ巡りも趣味なんですけど、落ち着いたカフェが好きなので、この場所がちょうどいいなと思って決めました」と鈴木さん。
店名の由来となる“キッサ”はフィンランド語で“猫”。“コス”はノルウェー語で“くつろぎ”を意味します。鈴木さんは「元々猫好きで、実家に保護猫が3匹いるんです。お店のロゴマークもその子たちをモチーフにしています。また、落ち着いてくつろげる空間にしたいという思いも込めています」と語ります。
また、鈴木さんは「女性一人でものんびりと過ごせる空間です。ご気軽にお伺いください」とアピールしていました。
「キッサコス」のラインナップ
ドリンクは各種コーヒーやラテ、紅茶、ソフトドリンクをそろえます。
コーヒー豆も日替わりで楽しめるようになっています。生菓子は常時5種、焼き菓子は常時9から10種を用意。カウンターのショーケースに並んだ商品から選びます。もちろん全て手作り。カウンターの奥にあるキッチンで製造し、提供しています。いずれも上品な見た目でおいしそうです。
「キッサコス」で絶品手作りケーキを堪能
今回は、生菓子の「KOS」と「焼きプリンのタルト」、焼き菓子の「KOSブラウニー」、そしてアイスコーヒーをいただきました。
チョコとベリーの山型ムースケーキ「KOS」
チョコムースの上にクリームが乗っている山型ムースケーキです。なめらかなで濃厚なチョコレートムースを食べ進めていくとベリーソースとムースが中に入っていました。ストロベリーとラズベリーの甘酸っぱい味わいがアクセントとなった大人の味わい。ふわっとしたムースが口の中で広がっていきます。
パリパリ、カリカリ食感を味わえる「焼きプリンのタルト」
カリカリ食感のカラメルプリンとパリパリのタルト生地の間には、ふわふわクリームブリュレがたっぷり。食感の落差と濃厚なプリンの味わいを楽しめます。
カラメル特有の甘みとクリームのしっとりとした甘みの違いもご堪能あれ。
猫をかたどったかわいらしい焼き菓子「KOSブラウニー」
ロゴデザインにもなっている鈴木さんの実家にいる保護猫の後ろ姿をかたどった「KOSブラウニー」。チョコレートの香りが鼻を抜けていきますね。サクサク食感で香ばしい。食べるのが惜しくなるほどかわいらしい一品。「キッサコス」の人気商品の一つです。
ケーキの甘みを包み込む「アイスコーヒー」
ブレンドのアイスコーヒーは焙煎深めでしっかりとした苦みを感じます。ケーキの甘みを包み込むような味わいです。
「キッサコス」の店舗情報
壁に掛けられた猫や北欧風の絵画は鈴木さんが取り寄せたもの。鈴木さんの人柄を感じさせますね。レジにあるコイントレーも猫型デザインで愛らしい。静かにお茶を楽しみたい人にとっては居心地のいい空間になっていると思います。また、それぞれの品が小ぶりなので、さまざまなケーキを楽しめそうですね。
石川町周辺に足を運んだ際は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。