JR石川町駅から徒歩5分のところにある「かもめベーグル&ワールド・スマイル・デリ」は、ベーグルのテイクアウト専門店です。元々は鎌倉にあるたいやきの名店「なみへい」が発祥。サイドメニューだったパン部門が派生し、2012年3月、横浜駅東口ポルタ内に「かもめベーグル&ワールド・スマイル・デリ」がオープン。2014年12月からはこちら横浜・石川町の工房に販売部門を移転しました。
今回はそんな「かもめベーグル&ワールド・スマイル・デリ」の天然酵母のもっちりベーグルをテイクアウトしてみたので、レポートしていきます!
青い縁がかわいらしい「かもめベーグル&ワールド・スマイル・デリ」の佇まい
元町とは逆方向。石川町駅北口から商店街を抜け、松影町2丁目交差点を左折すると、赤いチェックのテーブルが見えてきます。かわいらしい青い縁の窓の向こうでは、職人さんが作業をしていますね。
こじんまりとした佇まいのかわいらしいこのお店が「かもめベーグル」。こんなところに?という立地で営業しています。
浮き輪をしたかもめがボラードに立っているトレードマークが印象的です。
青い扉の内側に、木箱の中できれいに整列されたベーグルとレジがあります。
お店の前まで漂う芳醇な香り。
お目当てのパンを見つけたら、購入してみましょう。
前職エンジニアのオーナーが1人で切り盛り
オーナーの植松勝美さんは、前職はエンジニアという変わった経歴。「かもめベーグル&ワールド・スマイル・デリ」のオープニングスタッフとして従事した後、2016年にオーナーを引き継ぎ、現在は1人でお店を切り盛りしています。以前は食パンなども販売していましたが、ベーグル一本に切り替えたそうです。
ベーグルは、小麦粉の生地をリング状にして発酵させ、茹でた後にオーブンで焼きあげて作られます。この「茹でる」が、大きな特徴。これによって外はカリッと仕上がり、中は柔らかくもっちりした食感が生まれ、噛めば噛むほど甘味が出てくるそうです。
「かもめベーグル&ワールド・スマイル・デリ」では、北海道産の小麦粉や赤穂の天塩など国内産の素材にこだわり、湯種でパン生地を作ります。「こんな作り方をしているパンはあんまりないですよ」と植村さんは言います。
また天然酵母なので、酵母を起こすのに24時間から30時間くらいかけていて、酵母が好む適温で管理しなければならないので、天候や気温にも左右される繊細さ。
「かもめベーグル&ワールド・スマイル・デリ」のベーグルはこうして、手間ひまをかけてお客さんの元へ提供しているんですね。
「かもめベーグル&ワールド・スマイル・デリ」のラインナップ
「かもめベーグル&ワールド・スマイル・デリ」では、季節限定商品も含めて、毎日約20種のベーグルが日替わりで登場します。どの商品ももっちりとしていて、香ばしい香りがしてきます。
噛めば噛むほど味わい深い「プレーン」
プレーンは噛めば噛むほど滴るように旨みがあふれ出す一品です。薄い表面はパリっと硬く、中はもっちり。ほんのりとした甘みと小麦の香ばしさが口の中でふわっと広がっていきます。
上品な甘みが特徴の「つぶあんクリームチーズ」
ベーグル生地につぶあんとクリームチーズが合体した「つぶあんクリームチーズ」。食べてみると、口の中で上品な甘みが完成します。
ベーグルのもっちり感とつぶあんとクリームチーズのしっとり感、両方の食感を楽しめます。
しっかりとしたベーグル生地の「ピザ」
ベーグル生地にチーズやオリーブ、ベーコンをたんまりと乗せた「ピザ」。
もっちりとしたベーグルがチーズのとろとろ感を見事に演出しています。食べやすいサイズなのも魅力です。
ベーグルがウインナーの塩気を引き立てる「ベーグルドッグ」
細長いサイズの「ベーグルドッグ」には、中にはがっつりサイズのウインナーが入っています。ベーグルがウインナーの塩気を引き立てており、誰もが満足できるボリューム感を楽しめます。
「かもめベーグル&ワールド・スマイル・デリ」の店舗情報
「かもめベーグル&ワールド・スマイル・デリ」のベーグルは、厳選素材で手間暇をかけて作られます。パン生地は天然酵母と国産小麦の組み合わせ。酸味やクセが少なく、国産小麦のほのかな甘みが口の中を包みます。もっちりとしていて、腹持ちが良いのもうれしい。
店内にイートインはありませんが、パンと合わせてコーヒーも販売しています。テイクアウト後は、散歩がてらに足を延ばして、山下公園や大通り公園などでのんびり食べてみてはいかがでしょうか。
店舗名 | かもめベーグル&ワールド・スマイル・デリ |
住所 | 神奈川県横浜市中区吉浜町2-10 |
電話番号 | 045-681-4710 |
営業時間 | 11:30~18:00 (売り切れ時は早めに閉店することも) |
テイクアウト情報 | あり |
URL | 公式サイト |