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レトロすぎる喫茶店「コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ」の中はまるで宮殿だった!

横浜で馬車道から日本大通りにかけてのエリアには、昭和の雰囲気を色濃く残した喫茶店も残っています。中でも異彩を放つお店なんと“大学院”。「コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ」と、かなり変わった名前の喫茶店なんです。

今回は、ずっと気になっていたこのお店でゆっくりティータイムを過ごしてきたので、紹介していきます!

目次

横浜スタジアム近くに佇む「コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ」

JR関内駅から横浜スタジアムそばを歩くと喫茶店が密集するエリアがあります。カフェラテやカフェモカなど、今どきのコーヒーを提供するチェーン店も多い中、昔ながらのコーヒーを飲めるのが「コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ」です。

最高級のコーヒーを提供するという意味を込めて、最高学府である大学院という名称なんだそうです。創業は1974年で、大学院に進学する学生さんが珍しかった時代。奇抜ながらも、昔っぽいネーミングでなんだか味がありますね!

入り口だけみるとこじんまり見えるこの喫茶店、思ったよりも広く、奥にずーっと続いています。

ちょうど手前が通常の喫茶店になっていて、特別室「オーキット」があります。
この特別室は有料予約で、超豪華な店内でコーヒーが楽しめるんです。

今回は通常店舗を訪れたので、いったん正面入口へ戻ります。
看板をみると最近テイクアウトを始めたらしく、ハンバーグやカレーも持ち帰れるみたいですが、コーヒーは店内のみ。

コーヒーを飲みたい気分だったので店内へお邪魔しました。

まるでフランス・パリの宮殿!豪華絢爛な店内

店内に入ると、フランス・パリの宮殿を思わせる豪華な装飾。
特別室ではなく通常の喫茶室でこのレベルとは…。

レッドカーペットや絵画など、豪華な雰囲気満載です。

レトロな外観も相まってか、お客さんの年齢層は比較的高め。
平日は仕事の合間に一休みで訪れるお客さんも多いようでした。

辺りを見渡すとガラス越しにコーヒー豆が並べられていて、奥に年配のマスターが座っていて、なんだか映画の世界に迷い込んだような雰囲気。

桜モンブランとブレンドコーヒーを注文

こちらがメニュー。コーヒー豆は複数用意されていて、厳選された豆だけあって値段はちょっとだけ高め。

ただしケーキセットの場合には、ブレンドコーヒーやアメリカンコーヒーなどからドリンクを選択できるのでお得ですね。

桜モンブラン

こちらが注文した桜モンブラン。
桜色をしていますが、なんと抹茶生地だそう!
昭和の時代から続いているような甘いケーキは隣に並ぶアイスティーとの相性もぴったりです。

青銅製のコップも雰囲気を盛り上げてくれます。

ブレンドコーヒー

お次はブレンドコーヒーです。
コーヒーを注文すると、奥からマスターが席まできて丁寧にコーヒーを注いでくれました。

ブレンドコーヒーはマイルドで美味しい!
飲みやすく、苦味はそんなに感じません。

なるほど、こんなに丁寧に注いでくれるから、コーヒーは店内のみ提供なのかもしれませんね。

会計レジには色々な展示品。入り口の鎧からお店の内装まで、まるで博物館のよう。コーヒーと店内の見物、1回の訪問で2度楽しめる喫茶店が横浜スタジアムのこんな近くにあるとは。

「コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ」の店舗情報

変わった名前の喫茶店「コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ」。
店内の雰囲気やこだわりのコーヒーを味わってみると、けして奇をてらったネーミングではなく、命名の由来にも納得。

横浜にはコーヒー豆にこだわった喫茶店がたくさんありますが、ここまで歴史とこだわりを積み重ねてきたお店は中々ありません。

白髪のマスターや内装の雰囲気がばっちりで、カフェというよりも喫茶店と呼ぶのがふさわしい、どこか懐かしくなる素敵なお店でした。

店舗名コーヒーの大学院 ルミエール・ド・パリ
住所〒231-0012
神奈川県横浜市中区相生町1-18
電話番号045-641-7750
営業時間月~金曜日|9:30~20:00
土曜日|10:30~20:00
※定休日 日曜日
テイクアウト情報あり(コーヒーは店内のみ)
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