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関内の「Chào Bánh Mì-Yokohama-」でホッと一息、ベトナム気分に

関内にある「Chào Bánh Mì-Yokohama-」(チャオ バイン ミー ヨコハマ)は、おしゃれなカプセルホテル「Tabist  MAYUDAMA CABIN」の1階にあるベトナム料理カフェです。サンドイッチの「バインミー」や麺料理の「フォー」を中心に、ベトナム料理をお手軽にいただけるカフェのようなお店です。

今回は「Chào Bánh Mì-Yokohama-」に伺い、ハーフサイズバインミー「鶏むね肉とたまごのハーフ」と「ミニフォー」、ホットの「ベトナムコーヒー」をいただいてきたのでレポートしていきます。

目次

スポーツ観戦に最適な立地

JR関内駅南口から徒歩約1分。改札を出て右手にある新横浜通りの信号を渡り、そのまま真っすぐ進むと左手に位置しています。場所は「Tabist  MAYUDAMA CABIN」の1階。全面ガラス張りの外観は清潔感を感じさせます。中に入るとこぢんまりとしていて、シックなカフェバーのような印象です。カウンターは温かみを感じさせる木目調。グレーの内壁には、お店からほど近い横浜武道館を主戦場としているプロバスケットチーム「横浜エクセレンス」のポスターやユニフォームが掛けられています。

カウンター内には大きなモニターが2つ。スポーツ中継を観戦しながら食事を楽しむこともできます。横浜スタジアムや横浜武道館、横浜BUNTAIからも近いので、スポーツ観戦やライブ開催前に寄っていくお客さんも多いようです。

ベトナム人スタッフが商品開発する本場の味

今回は、スタッフの新井莉沙さんと田中やすえさんにお話を伺いました。

右が新井さん 左が田中さん

1階はベトナム料理「Chào Bánh Mì-Yokohama-」で、2階と3階はカプセルホテル「Tabist  MAYUDAMA CABIN」と一風変わった作りとなっています。ちなみに同店はカプセルホテルのフロント業務も兼ねているそうです。ホテルはコロナ禍もあって、京都に本社を置くbetaspaceが運営を引き継いで、2023年にリニューアルオープン。以前は1階でカフェを営業していたそうですが、同社としては飲食部門を強化していきたいという意向もあって、2024年6月に同店をオープンしました。

「飲食店はどういうのが流行っているのかなというリサーチをしていると、この辺りはベトナム料理が少ないということがわかったので、気軽に寄れるベトナム料理がいいんじゃないかなとなりましてオープンに至りました」と田中さん。店名にある“チャオ”はベトナム語で「こんにちは」を意味するあいさつの言葉です。田中さんは「皆が考えて多数決で明るい印象の名前にしました」と付け加えてくれました。

同店にはベトナム人の女性社員が2名所属しており、商品開発は彼女たちが行っています。田中さんは「本場のベトナム料理を楽しめます。メニューもシンプルなのでふらっと気軽に立ち寄っていただければ」とアピールしていました。

「Chào Bánh Mì-Yokohama-」のラインナップ

メインはバインミー。「豚肉とたまご」、「鶏むね肉とたまご」、「たまごバインミー」、「ベジタブル」、「練乳バインミー」と5種類を用意しており、ハーフサイズで注文することもできます。また、バインミーと「香味チキンスープ」や「ミニフォー」とセットにすることも可能です。

フォーは「蒸し鶏のフォー」と「野菜のフォー」の2種類。ほか、「ココナッツ風味 チキンカレー」なども提供しており、タンパク質も取れるヘルシーなメニューが並びます。

ドリンクはソフトドリンクのほかにアルコール類も取りそろえています。バインミーとともにちょい飲み的に楽しむこともできそう。「ベトナミーズビア<333>」や「ベトナムコーヒー」も用意。フード、ドリンクともにベトナム気分に浸ることができそうなメニューが並ぶラインナップとなっています。

今回はこの中から、バインミー「鶏むね肉とたまご」と「ミニフォー」のセット、そして「ベトナムコーヒー」を注文しました。

クセになる食感を楽しむハーフサイズバインミー「鶏むね肉とたまご」

近年、日本でも人気が高まっているベトナム風サンドイッチのバインミー。今回いただいたのは、ハーフサイズではあるものの具だくさんの「鶏むね肉とたまご」です。こぼれそうなパクチーからはアジアンテイストの独特な香りが鼻を抜けていきます。口に運んでみると、外はサクサクで中はフワフワのバンズの食感が楽しいですね。「米粉を使っているパンを提供しています。上下をお焼きしているので、カリフワになっています」と田中さん。さらに噛み進めると、大根、ニンジン、きゅうりを大きめにカットしたナマスにたどり着きます。田中さんは「バインミーに使うナマスは一番のこだわりですね。粗めの波刃包丁を使っているので、歯触りがすごくいいです」と語ります。ナマスはしっとりとした鶏むね肉の舌触りとコントラストになっています。具材の甘みをナマスの酸味とパクチーのわずかな苦みがそれぞれの旨みを引き出しているように感じました。卓上調味料のチリソースをつけて味変してみるのも楽しいです。

米粉のツルモチヌードル「ミニフォー」

こちらもベトナムの国民食の一つ「フォー」。米粉で作られた平麺が特長です。バインミーと同じく、こちらのお店ではミニサイズを用意しているので軽く食べたいときにはおすすめ。牛と鶏ガラで作られたスープはスッキリした味わいです。麺はモチモチで、コシもあるのでツルっとしたのど越しも楽しめます。

卓上調味料にはレモングラスの香りと干しエビのうまみがつまったベトナムのラー油「サテトム」やゆでたニンニクをお酢に漬けた「にんにくお酢」も。これらを少しずつ足していくとさまざまな味わいに変化していきます。

濃厚な味わいと独特な風味が特長の「ベトナムコーヒー」

ベトナムコーヒーはコーヒー豆を「カフェ・フィン」と呼ばれる金属製の孔のついたフィルターで抽出するのが特徴です。粗めに挽いた豆をフィルターに入れると粉が孔を塞ぐ形になって、濃厚なコーヒーが抽出されていきます。こちらのお店ではカカオとチョコレートのフレーバーのコーヒーを使っているので、コーヒーの濃厚なコクと風味、そして、チョコレートの甘みが直で舌に訴えてきます。

今回は「ベトナムコーヒー」を注文してみましたが、初心者版としてはまろやかな「練乳入りベトナムコーヒー」にしてみてもいいのかなと思いました。

「Chào Bánh Mì-Yokohama-」の店舗情報

横浜スタジアムや横浜BUNTAIでイベントのある週末は、店内がお客さんでいっぱいになるそうです。その際には「Tabist Mayudama Cabin」の3階のテラス席を開放してくれるとのこと。もちろんテイクアウトも可能なので、スポーツ観戦の合間にバインミーをつまんでみるのもよさそうですね。

一度、関内周辺に伺う機会があったときにはお店に寄ってみてはいかがでしょうか。

住所神奈川県横浜市中区不老町1-4-6
TEL080-3568-7807
営業時間月~木11:00~20:00 金11:00~21:00 土10:00~21:00 日10:00~20:00
定休日なし
食べログURL:https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14095997/

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