桜木町駅を下った一体に広がる飲み屋街、横浜野毛エリア。
ハマニアでも野毛にある多くのお店を紹介してきましたが、今回紹介するお店も歴史の長い洋食屋「センターグリル」。
大岡川にかかる都橋に近い場所にあるセンターグリルはなんと70年以上の歴史をもつ老舗の洋食屋さん!今回、リーズナブルなランチをいただいてきたので、レポートしていきます。
創業70年でも綺麗!“綺麗なお店”がモットーの洋食屋「センターグリルの概要
センターグリルが創業したのは昭和21年(1946年)。
ホテルで修業したシェフが野毛の地に店を構えました。
当時は戦後すぐで食糧難で国民が皆貧しかった時代。そんななか、綺麗なお店をモットーにした洋食屋を始めたんだとか。現在のお店は2018年に改装されましたが、綺麗なお店というモットーを内装からも感じることができます。
センターグリルの名物はナポリタン。
喫茶店などのメニューに多いナポリタンですが、センターグリルもナポリタンを語るうえで欠かせないお店。ナポリタンと呼ばれる料理は戦前からあった中「センターグリル」はケチャップをベースにしたナポリタンを提供するお店として記録にも残っているんです。
野毛を彩る米国風洋食屋「センターグリル」の華やかな外装
センターグリルに到着したのは、ランチタイムが終わる13時頃。
改装してまだ数年とあって非常に綺麗な外装。
古くから続く建物の多い野毛の飲み屋街ではかなり際立っています。入口がこじんまりとしていますが、店幅は大岡川のそばまで続いていてかなり広いです。
入口奥のレジには、長年このお店で勤めている雰囲気の年配の女性店員さんと少しお話して、2階にある広間へ。
階段を登るとかなり広いスペース!どこに座るか悩んでしまうほど。
食事を終えて団らんする老夫婦やパリッとしたスーツを着たビジネスマン、作業着を身につけた人など、地元の幅広い方が訪れるお店といった雰囲気。
ゆったりと時間が流れています。
テーブル同士の距離も広く取られていて、天井もかなり高いので、想像以上に広く感じます。
大きな窓から降り注ぐ日の光で店内は明るく、リラックス。
昔ながらの洋食屋さんや喫茶店とは全然違って、まるでペンションのような木製の柱。おしゃれですね。
米国風洋食屋「センターグリル」のメニュー
メニューは品数がかなり多く、ビーフシチューやグラタン、ポークカツなど洋食屋さん定番料理が網羅されています。
しかも、どれも1,000円前後とかなりリーズナブル!
とくにランチメニューはお得で、ボリュームたっぷり。
ナポリタンが名物のお店ですが、今回はプレート料理を注文してみました。
特製浜ランチ
こちらがナポリタンと並ぶ人気料理の特製浜ランチ。皿いっぱいにオムライスとチキンカツ、サラダが乗ったザ・洋食という感じの一品。デミグラスソースがお皿から溢れそう。
チキンカツはサクサクし、脂っぽいところがなく、とっても食べやすいです!
対照的にオムライスは、チキンライスを包む玉子がトロトロ。
口の中で広がりほっこりします。
ドリンクはコーヒー・紅茶から選べ、アイスティーを選択。
洋食とマッチします。
店内は非常に賑やかで、団らんやリラックスしやすい雰囲気。
綺麗な内装や定番料理がそれを許してくれる、そんな気持ちを感じる洋食屋さんでした。
米国風洋食屋「センターグリル」の店舗情報
野毛にある老舗洋食屋のセンターグリルは野毛エリアにお店を構えるだけあって、非常に個性の強い店。綺麗さとリーズナブルな料理が印象に強く残りました。
創業70年の老舗洋食屋でありながら現代風ののインテリアも配置していたり、おしゃれな気分で食事ができるのでデートにもおすすめかも。
お店でランチをいただくこと可能ですが、テイクアウトも可能です。自宅でナポリタンや浜ランチをいただくのもおすすめですよ。
野毛エリアにお越しの際は、センターグリルに足を運んでみてはいかがでしょうか。