最近は、トルコ料理のケバブや台湾で爆発的人気になり日本に輸入されたタピオカティーのように、海外のニッチな料理が突然人気になったりします。
そこで今回は紹介するのは横浜関内にあるタイ料理店「ボァトゥン」。タイ料理と聞いて、どんな料理が最初に頭に浮かぶでしょうか。ガパオやグリーンカレー、トムヤンクンと名前がスラスラ出てきた方は、きっとタイ料理通。
そんな通の方にもおすすめなのがカオソーイ。
カレー味のラーメンのことで、タイで人気なんだそうです。
徐々に知名度が上がっているカオソーイを実際に体験してきました!
タイ国政府商務省も認定!タイ料理店「ボァトゥン」
JR京浜東北線・関内駅そばのセレテ6階にあるのが、タイ料理レストランのボァトゥンです。2009年にオープンしたボァトゥンは、タイ国政府商務省の認定を受けているのだとか。ランチだけでなくコース料理も注文できる本格的なタイ料理のお店です。
カレー味のラーメン!?「カオソーイ」
タイ料理といえばハーブとスパイスが効いているものが多いですよね。緑色のハーブをベースにしたグリーンカレーや、海老の入ったスープであるトムヤンクンなど。
カオソーイも同様にスパイスを用いたスープ料理ですが、違いは麺を使っているということ。カオソーイはタイ北部だけでなく、ラオスやミャンマーなど東南アジアで親しまれているラーメンなんです。日本もそうですが中国の麺料理の影響を多分に受けています。
カオソーイのスープはグリーンカレーではなくマッサマンカレーに近い黄色。ココナッツやエシャロット(紫色の玉ねぎ)、ライムやパクチー、そして海南鶏飯でも用いられる皮付き鶏肉が入るなど、さまざまな文化が融合した料理といえそうです。
カオソーイが注文できるのはランチタイム“以外”なので、訪問時間に注意!
ボァトゥンに到着したのが平日の正午頃。ランチタイムなので、ビジネスマンが続々と店内に入っていきます。
ランチメニューを見ると……。
カオソーイがない!タイラーメンはあるけど、カオソーイじゃない。
実はランチメニューにはカオソーイがなく、単品で提供される料理のようです。
タイ出身であろうお茶目な年配女性店員さんによると、13時まではランチセットだけが提供されていて、単品料理はやっていないとのこと。
※ランチタイム自体は15時までなんですが、単品料理は13時から可能なようです。
「このままじゃ帰れない!」ということで、再度13時後にボァトゥンを訪問しました。
女性店員さんも私のことを覚えてくれていたようで、ニッコリ笑顔。
再度確認すると、カオソーイを注文できるみたいです。ヨカッタ。
ようやくカオソーイの登場
こちらがカオソーイ。乾麺がスープの上に乗っていますが、中にはちゃんとゆで麺が入っていますね。
黄色のスープと聞いていましたが、実際には赤から橙に近い色。色からして辛いのではと不安になりましたが、ココナッツが入っていて思いのほかマイルド。
そうは言ってもスパイスは効いているので、紅茶などドリンクは必須かも。
パクチーや紫の玉ねぎが入っていて、日本のラーメンとはひと味もふた味も違う感じ。麵は中華そばに使用される普通の卵麺ですが、スープとしっかり絡み、相性は抜群。
やはり10年維持している店ということもあり、味も安心できます。
小腹が空いたときにおススメ
店内は広く、基本的には2人席以上がほとんど。
平日のランチタイムということもあり、客層はビジネスマンや年配の女性連れの多い印象でしたが、もちろん1人でも気軽に入れる雰囲気のレストランです。
今回、カオソーイを食べられるタイ料理レストランとして、ボアトゥンを紹介しました。ランチメニューにカオソーイは入っていませんが、13時以降なら注文が可能です。
カオソーイはなかなか美味しく、やみつきになりそう。
ラーメンの好きな方や小腹の空いた方は、昼下がりの空き時間に寄ってみてください。
タイ料理” ボァトゥン”の店舗情報
住所 | 〒231-0016 神奈川県横浜市中区 真砂町 3-33 セルテ6F |
電話番号 | 045-664-4639 |
営業時間 | 平日 11:00~14:30 / 17:00~22:00 土日 11:00~22:00 |
URL | 公式サイト |