今回のテーマは「ありあけ横濱ハーバー」。
小さなケーキで横浜土産としては有名なんですが、意外と横浜に住んでいる人は「あまり食べたことない」って人も多いんですよね。
でもこの「ありあけ横濱ハーバー」、実は小腹を満たすにはうってつけのスイーツなんです。
今回はパッケージに印刷されているトリスおじさん(アンクルトリス)のようなキャラクターの小ネタも交えつつ紹介していきます。
一度は生産終了も、横浜市民の声で復活したスイーツ
1954年に有明製菓から発売された横浜ハーバーですが、実はバブル崩壊の煽りで一度は生産を終了。
しかし横浜市民からの復活を望む声を受けて、株式会社プレシアが2000年に復活させた、なんともドラマあるスイーツなんです。
しかも「横浜銘菓」であることにこだわり、東京方面で販売することは殆どないそう。こういったところは横浜愛を感じられてグッときます。
ちなみに栗を使ったスイーツなので、発売当初の商品名はマロンを文字った「ロマン」。(個人的には「横浜ロマン」って響きの方が好きだったりします。)
今回紹介するのは「ダブルマロン」と「ガトーショコラ」
ありあけ横濱ハーバーとしてよく目にするのは「ダブルマロン」と「ガトーショコラ」ですが、実は他にも「ミルクモンブラン」「ミルクチーズ」「ルビーショコラ」「ミルク抹茶」、さらには高級版の「ロイヤルハーバーマロングラッセ」というものまで。
今回は手に入りやすい「ダブルマロン」と「ガトーショコラ」を紹介していきますね。
まずは定番のダブルマロンから。
袋から出したところはこんな感じ。大きめの一口サイズくらい。
割ってみると栗色のカステラ生地がぎっしり。
ほどよい甘さでぺろっと食べてしまいました。カステラ生地にも刻んだマロンが入っているので、食感も楽しいケーキです。
復刻前の横濱ハーバーってちょっとだけパサついた印象があったんですが、復刻してからはしっとり感がプラスされて、とても食べやすくなった気がします
うーん、美味しいのに小さめなので1つじゃ物足りない。
我慢できずもう1つ。お次はガトーショコラ。
こちらはちょっとビターで濃厚な味。
ガトーショコラ味は商品名も正確には「黒船ハーバー ガトーショコラ」で、その名にふさわしい黒々とした存在感。
中はこちら。「特製しっとりチョコ餡」を使っているそうなんですが、割っただけでもしっとり感が伝わってきます。
我慢できずにパクリ。
ビターな中にも甘さがあって、見ただけでなく味も割とどっしりくる感じ。
甘さと苦さを楽しめるのでコーヒーのお供に最高ですよ
おまけ:パッケージのおじさんは「トリス」のあの人?
冒頭に出てきた写真で気になっている方もいると思いますが、パッケージに描かれたこの人、なんだか見覚えがありませんか?
鼻と帽子が特徴的なこのおじさん。
トリスハイボールのあの人に似ていませんか?
そう、CMでもおなじみのアンクルトリスです。
それもそのはず。実はアンクルの産みの親である柳原良平さんは横浜と深い縁のある方で、ありあけ横濱ハーバーシリーズのイラストも柳原良平さんの手がけたもの。桜木町駅前には柳原良平アートミュージアムもあるので、ぜひ行ってみてください。
こんな背景を知ると「ありあけ横濱ハーバー」は横浜に深く根ざしたスイーツなんだと感じることができますね。
こりゃ今日は横濱ハーバー片手にハイボールかな。
今では当たり前になっている「みなとみらい21」の名称も、一般公募時に一度は落選、2次選考で「横浜といえば港町である」彼が強く推したため選ばれた名前。というエピソードもあるんです
ありあけ横濱ハーバーは駅でも単品から購入できる手軽さも魅力
今回紹介してきた「ありあけ横濱ハーバー」「黒船ハーバー」は、横浜駅改札前売店でも単品から購入できたり、手軽さに入手したすいのも小腹空イーツ向き。
普段あまり手に取らない人も、この機会にぜひ一度食べてみてください。
商品名 | ・ありあけ横濱ハーバー-ダブルマロン- ・黒船ハーバー-ガトーショコラ- |
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料金 | 単品178円〜(税込) |
購入できる場所 | ・横浜駅JR改札前売店 ・横浜赤レンガ倉庫 ・ワールドポーターズ横浜他 横浜各所で購入可能。 |
URL | 公式通販|Amazon |