桜木町駅を起点に観光スポットを周遊しているバスあかいくつ。
路面電車をイメージした赤×白のレトロ調ボディと丸目で可愛らしいデザインを街中で見たことがあるという方も多いんじゃないでしょうか。
この周遊バス「あかいくつ」は桜木町・みなとみらいエリア観光をお得にしてくれる便利な交通手段なんです。
早速紹介していきます!
「あかいくつ」の由来は童謡「赤い靴」
観光周遊バス「あかいくつ」は桜木町やみなとみらいエリアの観光スポットを周遊する観光バスで、その名前は童謡の「赤い靴」が由来。
観光周遊バス「あかいくつ」のレトロな可愛いデザイン
丸目の可愛らしいライトが特徴で、側面の窓もかまぼこ型の丸みを取り入れた珍しい形となっています。
横浜開港150周年を記念してデビューしたためナンバーは全て『150』というこだわりです。
車両内は天井が二重屋根の吹き抜けデザイン。
運転席後ろの座席ステップはレンガの模様になっていて、細かなところまで格好良いですね!
横浜観光の歴史のロマンを彷彿とさせてくれるバスの車内です。
木枠で縁取られた赤いシートがとてもオシャレ。
一部車両には船舶をイメージした鐘が取り付けられているので、乗車した時はぜひ探してみてください。
運転手さんの制服はピンク基調の専用シャツ。
アナウンサーによる案内放送と運転席後ろと中ほどに取り付けられた案内モニターには運行ルートの紹介、各バス停ごとの観光案内とお土産の広告が流れています。
車内に観光案内パンフレットが常備されているのも嬉しいところ。
横浜観光バスならではの情報が盛りだくさんです。
観光周遊バス「あかいくつ」のルートマップ
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周遊バス「あかいくつ」はJR桜木町駅を起点に「古き良きヨコハマ(Cルート)」「モダンな都市エリア(Mルート)」と2種類の観光ルートが用意されています。
みなとみらいは色々な表情を持つ街ですが、好きな雰囲気を選んで観光できるのは嬉しいですね。
ルート別の観光スポット
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観光周遊バス「あかいくつ」の2ルート体験レポート
今回は桜木町駅から、実際に「古き良きヨコハマ(Cルート)」「モダンな都市エリア(Mルート)」を体験してきました。
桜木町駅のあかいくつバス乗り場
桜木町駅東口の「あかいくつ」バス乗り場はバスターミナル4番乗り場です。
あかいくつ専用の看板があるのでとてもわかりやすくなっています。
他系統のバスも発着しますが、足元に赤い枠で並ぶ位置が表示されているので安心です。
この桜木町駅東口バスターミナル4番乗り場からは横浜みなとみらいのシンボル、ランドマークタワーが見えます。
クロスゲート側の風景はこんな感じ。
古き良きヨコハマ(Cルート)約65分
桜木町駅から出発し、万国橋を通過。大きな円状デザインの歩道橋は大きく、圧巻です。
オシャレな港町横浜の新スポット、マリン&ウォークヨコハマ。
そして見えてくるのが横浜赤レンガ倉庫!
車窓から横浜赤レンガ倉庫記念の一枚をパシャリ。
その後は日本大通りへ。今日もにぎやかです。
文明開化と横浜歴史の宝庫、横浜開港記念館を横目に、
横浜中華街を通過します。
どんどん丘の坂を上り、着いた先は「港がみえる丘公園」内の噴水広場(山手111番舘隣)。
噴水広場に入って来たあかいくつ。
この噴水広場を使って折り返しします。
大きな赤い車体が円状の噴水に沿って回る姿はとても可愛らしいですよ。
ここで一旦、港がみえる丘公園のバス停にて下車しました。
公園はすぐそこです。
港がみえる丘公園の様子。
港がみえる丘公園からは港町横浜の湾岸線が一望できます。
噴水の周りや見晴らしの良い場所に綺麗な花がたくさん!
自然がたくさんあって、和める環境が広がっています。
再びあかいくつに乗って桜木町駅へと戻ります。
大桟橋(入口)からの風景はみなとみらい21地区がスッポリと収まるような形。かまぼこ型の丸みのある窓からみなとみらいの光景が映ります。
大さん橋のターミナルをぐるっと回り、行きに通った赤レンガ倉庫、マリン&ウォークヨコハマ、万国橋を通り桜木町駅へと戻って来ます。
モダンな都市エリア(Mルート)約37分
桜木町駅から出発して、みなとみらい地区を周遊。みなとみらい4丁目には、“アンパンマンミュージアム”があります。
パシフィコ横浜び特徴的な三角の屋根を眺めつつ、
横浜赤レンガ倉庫に到着。
横浜赤レンガ倉庫は、CルートとMルートが交差する点なので、あかいくつが並ぶ場面があります。見られたらちょっとお得感があるので、よければ探してみてください。
横浜赤レンガ倉庫からあかいくつに乗車し、
みなとみらい地区を駆けながら桜木町駅へ戻ります。
窓から見えるのは、コスモクロック21とよこはまコスモワールド。
こんな風景も。
ランドマークタワーのすぐ下を通るので存在感に圧倒されつつ、桜木町駅へと戻って来ました。
観光周遊だけでなく、日常の移動手段にもおすすめな「あかいくつ」
港町横浜の街を駆け抜けるあかいくつは、観光目的だけでなく、日常の足としても様々な場面で使える頼れる存在です。
皆さんもみなとみらいの観光や移動でバスに乗る時は、周遊バス「あかいくつ」で車窓から横浜を眺めてみてはいかがでしょうか?
観光周遊バス「あかいくつ」の運賃
観光周遊バス「あかいくつ」は、エリア内でなんども乗り降りできる「みなとぶらりチケット」「1日乗車券」が使えます。
何箇所も回りたいときは絶対にお得なので、事前にチェックしておきましょう。
通常運賃 | 大人:220円(IC216円) 小児:110円(IC108円) |
経路・時刻表 | あかいくつ公式サイト |
みなとぶらりチケット
運賃 | 大人:500円/小児:250円 |
適用区間 | 市営バス:横浜~元町・港の見える丘公園、三溪園 市営地下鉄ブルーライン:横浜駅~伊勢佐木長者町駅 |
発売場所 | 地下鉄(ブルーライン)駅横浜、高島町、桜木町、関内、伊勢佐木長者町 定期券発売窓口地下鉄(ブルーライン)横浜駅お客様サービスセンター、横浜駅東口(そごう地下1F) 適用区間内を運行する一部の市営バス車内 桜木町駅観光案内所 旅行代理店[クーポン券で発売→地下鉄駅(販売場所に限る)で交換]JTB・日本旅行・近畿日本ツーリスト・名鉄観光 取扱ホテル・施設等<横浜エリア> ホテルキャメロットジャパン、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ、YCAT第1ロビー内バス券カウンター、ヤマト運輸株式会社 横浜東口クロークセンター <桜木町エリア> 横浜桜木町ワシントンホテル、ニューオータニイン横浜プレミアム、ブリーズベイホテル、ホテルテラス横浜、相鉄フレッサイン横浜桜木町、リゾートカプセル桜木町、横浜マンダリンホテル、東横イン横浜桜木町 <みなとみらいエリア>ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル、横浜ロイヤルパークホテル、横浜ベイホテル東急、パシフィコ横浜(展示ホール2階パシフィコロジスティクスセンター)、赤レンガDepot <関内エリア> 東横イン横浜関内、ホテルウイングインターナショナル横浜関内、ワイズキャビン横浜関内 <伊勢佐木町エリア> 横浜伊勢佐木町ワシントンホテル <山下町エリア> ホテルニューグランド、ローズホテル横浜、ホテルモントレ横浜、ホテルJAL シティ関内横浜、大さん橋国際客船ターミナル(エクスポート)、横濱ハイカラきもの館 遠州鉄道株式会社(浜松町駅バスターミナル乗車券センターおよび高速バス浜松横浜線車内 |
URL | みなとぶらりチケット公式サイト |
1日乗車券
運賃 | 大人600円/小児300円 |
適用区間 | 横浜市営の各交通期間エリア全域 |
発売場所 | バス車内で販売 |
URL | 横浜市営バス公式サイト 公式サイト |
また、みなとみらいエリア観光の移動手段は以下の記事でまとめているので、よければ合わせてご覧ください。