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横浜反町「DA HORI」のテイクアウトでイタリアの本格ローマ料理を堪能!毎日をちょっと特別に。

横浜駅から東急東横線1駅(約2分)の反町駅前にあるイタリアンレストラン「cucina italiana e vino―DA HORI(ダ・ホーリー)」

本場イタリア・ローマの名店「ロッショーリ」で“世界一美味しいカルボナーラ”を作り続けてきたオーナーシェフ・岩堀さんが作る正統派ローマ料理のレストランです。

人気のランチコースをそのままテイクアウトボックスに詰めたような「ダホーリー弁当」をはじめ、見た目も華やかで贅沢な「前菜の盛り合わせ」など、本格イタリアンをテイクアウトできるお店です。

ステイホームでも、ちょっと特別な美味しいものが食べたい時、記念日などのお祝いや、ワインを片手に美味しい料理でゆっくり語らいたい日にもおすすめ。

特別なテイクアウトで、おうち時間をパーティータイムにしてみませんか?

目次

“世界一美味しいカルボナーラ”を作り続けたシェフの、正統派ローマ料理が食べられるDA HORI(ダ・ホーリー)

反町駅すぐのところにある「cucina italiana e vino―DA HORI(ダ・ホーリー)」。大通り沿いにはイタリアの国旗、入り口には水色のラツィオ州旗が風に揺れているのが目にとまります。レンガで入り口のアーチを囲み、ローマの雰囲気を感じさせるような、カジュアルながらも高級感漂うローマ料理のお店です。

店名の「ダホーリー」は、オーナーシェフの岩堀さんが「ホーリー」という愛称で呼ばれていたことから名付けられたそうです。

“世界一美味しいカルボナーラ”で有名なローマの名店「ロッショーリ」に認められた日本人

突然のインタビューに優しい笑顔で対応してくれた、オーナーシェフ岩堀さん。

本場イタリアの各地で研鑽を重ね、腕を磨いてきた岩堀さんが作る正統派ローマ料理は、数々のメディアでも大絶賛。

中でも有名なのは、スペシャリテの「カルボナーラ」です。

岩堀さんは、“世界一美味しいカルボナーラ”で有名なローマの名店「ロッショーリ」でその腕を認められ、日本人初のシェフとして正社員で迎えられたという実力の持ち主。
なんと一日100食以上のカルボナーラを作り続けてきたそうです。

店頭にもカルボナーラの看板。

パスタやラザニアというと、イタリア料理やイタリアンといった呼び方が主流ですが、厳密に言うとイタリア料理といっても「ローマ料理」「ミラノ料理」「ナポリ料理」など幅広く、それぞれに特長があるそうです。

その中でダホーリーが提供するのは「ローマ料理」。
オーナーシェフの岩堀さんにローマ料理の魅力と特長を聞いてみると、

ローマ料理は、貴族の食材の残り部分を使って作られてきた家庭料理で、内臓の煮込み系とか、貴族が捨ててしまうような部分を美味しく食べられるようにした、庶民の味方の料理なんです。」と教えてくれました。

「豆類も多くて、特に白いんげん豆は春が来ると、みんなで収穫に出てきて食べるのが春の風物詩となっているくらいです。」とのこと。

イタリアの春の風景を思い浮かべながら味わうローマ家庭料理も素敵です。

お豆と言えば、健康的な食材の代表格で、低カロリーで高タンパク、栄養価も高くダイエットにもスポーツにも最適の食材ですよね。

また、内臓系も実は健康食材で、精肉よりも脂身が少なく、レチノールなど栄養価が高いそうです。

コクや甘みが濃厚な羊のチーズを使用したローマ料理を提供

また、ローマ料理では羊のチーズを使用するそうです。もちろんダホーリー弁当に入っているチーズも羊のチーズ。

羊のチーズの特長は、通常の牛乳製チーズよりもコクや甘みが増した濃厚な味わいであること。ものにもよりますがクセはそれほど無く、実は食べやすいチーズでもあるそうです。

そんな岩堀さんの作る本場ローマ料理を食べようと、普段のランチタイムは地元の方でいつもいっぱいの人気店です。

実家の農家と親戚の漁協から産地直送!新鮮野菜と鮮度抜群の魚介

岩堀さんの地元は愛知県稲沢市。実家が兼業農家を営んでいるということで、採れたての新鮮な野菜が毎日届きます。

フォカッチャに使われているハーブのローズマリーも岩堀さんの実家から届けられているものだそうです。

ソムリエでもあるさゆぞーさんがフォカッチャを担当し、毎日店内で焼き上げているそうですが、こちらのフォカッチャは「(岩堀さんの)ご実家からローズマリーをいただけるので、とても贅沢に、ふんだんにローズマリーを使っているんです。」とのこと。

また、岩堀さんの親戚のおば様が福井県の若狭湾で漁業を営んでいるそうで、とても新鮮な活き活きとした魚介類も直送されてきます。

「新鮮魚介類の豪快グリル」は、そんな捕れたての新鮮な海鮮を使った贅沢なグリル。
こちらはテイクアウトメニューの中にはありませんが、事前予約をすれば、テイクアウトで用意してくれるとのこと。

魚好きの人は是非、産地直送ならではの豪快グリルをテイクアウトで味わってみてはいかがでしょうか。

DA HORI(ダ・ホーリー)のテイクアウトメニュー

テイクアウトメニューは全部で11種類。
お客様からの要望が多かったという「ダホーリー弁当」は2種類あります。

  • トマトソースパスタ弁当(1300円+税)
  • 定番!ラザーニャ弁当(1450円+税)
  • 生ハムサラミの盛り合わせ(1800円+税)
  • ダホーリー特製前菜の盛り合わせ(3000円+税)
  • フレッシュサラダ(500円+税)
  • トリッパ(1800円+税)
  • ラザーニャ(1480円+税)
  • ペンネアラビアータ(1480円+税)
  • アマトリチャーナショートパスタ(1520円+税)
  • 牛テールのローマ風煮込み(2500円+税)
  • イタリア産ナチュラル水・ガス水(各400円+税)

テイクアウトの受け取り時間は午前11時から午後16時までで、アラカルトのみ18時まで受け取れるようです。現在は状況により時間変更の可能性もあるので、事前に電話でご確認ください。

電話で注文しておけば、お店ですぐに受け取ることができますよ。

また、ダホーリーアプリをダウンロードすれば、もれなくテイクアウト10%引きのお得なクーポンが付いてきます!

「前菜盛り合わせ」「2種のお弁当」「牛テールのローマ風煮込み」をテイクアウト

今回は人気メニューの「前菜盛り合わせ」「2種のお弁当」「牛テールのローマ風煮込み」をテイクアウトしてみました。

おうちパーティーに!DA HORI(ダ・ホーリー)特製の前菜の盛り合わせ

こちらはダホーリー特製の前菜の盛り合わせ(2~3人前)。
色鮮やかで美しく、SNS映えも間違いなしです。

入っている生ハムは「モルタデッラ」「マントヴァーノサラミ」「スピアナータ」の3種類。モルタデッラはパルマ産の生ハムで、ワインにぴったりです。

マントヴァーノサラミとは、イタリア・マントヴァで作られる生に近いサラミのことで、お肉のフレッシュ感と凝縮された濃い旨味を感じます。

スピアナータは粗目の脂身のつぶつぶが特徴的な、スピアナータ(平らに押し潰した)という名前の通り、押し伸ばしたような薄い丸い形のサラミ。ローマの名産です。

イタリア風オムレツはシンプルな味付けで子どもにも好評。

オリーブは柔らかく、噛むとオリーブ独特の味わいと香りがじゅわっと溢れ出します。セミドライトマトは、完熟トマトの甘みと酸味がギュッと詰まっているような濃厚な味わいです。

こちらは「タコとひよこ豆の煮込み」。ひよこ豆の素朴な味わいと、タコの弾力のある食感と味わいが良く合います。

続いては「グァンチャーレと白いんげん豆の煮込み」。聞きなれない響きですが、グァンチャーレとは豚のほほ肉のサラミのことだそうで、グァンチャーレから出る濃厚な旨味と塩気が白いんげん豆のクリーミーさにマッチした優しい味わいでした。

「レンズ豆のトマト煮」は、小さなつぶつぶしたお豆のほくっとした食感と、一緒に煮込まれた野菜のシャキシャキ感が楽しい、シンプルながらも濃厚な味わいです。

「いろいろサラミとキャベツのマリネ」は、キャベツのシャキシャキした食感と爽やかな味に、時々お肉のコク深い味わいがアクセント。箸休めにちょうどいいさっぱり味です。

「野菜のトマト煮」は、それぞれの野菜の食感が活きたまま柔らかく煮えていて、ゴロゴロと入った野菜の新鮮さを感じます。子どもにも大人気で、色々な野菜を美味しく食べられるのでおすすめです。

「じゃがいもと玉ねぎの焼きグラタン」も子どもが大喜びのメニュー。あっという間に無くなってしまいましたが、じゃがいもがホクホクして美味しかったそうです。

「人参とクランベリーのサラダ仕立て」は、噛むたびにクミンシードの爽やかな香りが口中に広がり、クランベリーのキュンと甘酸っぱい味わいが爽やかなラペ風サラダです。

最後は、中央にある有名なローマ料理トリッパです。

トリッパとはイタリア語でホルモンのことで、牛の胃袋(ハチノス)を、たっぷりのトマトでとても柔らかーく煮込んたもの。

臭みもほとんど無く、濃厚なトマトの甘みとトリッパ独特の旨味、ほのかなミントの香りが絶妙です。羊の粉チーズがよく合います。

ダホーリーランチコースのような2種のお弁当

ダホーリー人気のランチコースがそのままお弁当になったような内容とのことで

  • 前菜盛り合わせ
  • パスタ(ラザーニャorトマトソースのフジッリ)
  • メイン(例;牛肉のミートボール)
  • フォカッチャ

が入った、超お得で贅沢なお弁当です。
せっかくなので2種類ともテイクアウトしてみました。

ラザーニャのダホーリー弁当

こちらはラザーニャのダホーリー弁当。
名物のラザーニャに、各種前菜とカツレツ、ライスコロッケが入っています。
少しづつ色々な味が楽しめるので、この一皿でも充分パーティー気分です。

ダホーリーのラザーニャは、幾重にもパスタの層を重ねたギュッと濃厚な仕上がり。

日本で一般的な、ソースとチーズがたっぷりのドロっとしたものとは違い、汁気がなくパスタの層がしっかりと立った本場のラザーニャです。

たっぷりかかった羊のチーズのコクとパスタに幾重にも織り込まれたソースの旨味がギュッと詰まった濃厚な味わいで、ワインが進みます。

トマトソースのフジッリのダホーリー弁当

こちらはトマトソースのフジッリのダホーリー弁当。

トマトの甘みと酸味をギュッと濃縮させたような濃厚な味わいで、パスタが冷めても美味しく、添付の羊の粉チーズが抜群に合います。

三元豚のカツレツはローマ風に薄めで軽く、噛みしめるとお肉の濃い味わいが滲み出してきます。
お肉が柔らかく、トマトソースの酸味でさっぱりといただけます。

ライスコロッケは、牛テールの煮込みを作った時にできた出汁でリゾットを炊いて、そのリゾットをライスコロッケにしたもの。

小さなひと粒に、沢山の手間が掛けられています。軽い衣の中には、旨味が濃縮されたリゾット。ちゃんとリゾットのツブツブした食感も楽しめて、贅沢なひと粒です。

ローマ料理の定番、じっくりコトコト煮込んだ牛テールのトマト煮

こちらは驚くほど柔らかく、口の中でほろほろっと崩れていってしまうような牛テールのトマト煮込み「コーダアッラバッチナーラ」。

牛テールをワインと一緒に6時間もじっくり煮込んで、トマトソースとココアで仕上げたというローマの伝統料理です。

骨のまわりもトロットロでコラーゲンがたっぷり。奥深く濃厚な味わいで、お肉もホロホロに柔らか過ぎて骨から外れているほど。

お聞きしていた通り、ふんだんに使われたローズマリーが香るフォカッチャを濃厚なエキスにつけていただくと、もう手が止まりません。

この「コーダアッラバッチナーラ」とは「皮なめし職人のコーダ(しっぽ)」という意味だそうです。

ローマの労働者が、牛の皮をなめした際についてきたしっぽを、馴染みのトラットリアに持ち込んで美味しく料理してもらって食べていたのが始まりと言われています。

とても柔らかく煮込んであるのでお肉は骨から外れやすいですが、骨のまわりのトロトロのコラーゲン質は、ナイフとフォークでは食べきれません。

ということで、本場ローマではみんな“手づかみ”で食べるとのこと。

「はじめはフォークとナイフで食べていても、骨の周りは食べにくいので、ローマでは最後はみんな手づかみになるんです。手がベトベトになりますけどね。」と笑って岩堀さんが

教えてくれましたが、実際食べてみて納得です。

「そのまま食べたあと、チーズをかけて食べていただくとまた味わいが変わりますよ」と岩堀さんに教えてもらっていたのですが、夢中で食べてしまい、ほとんど無くなってから慌ててトライ。

羊の粉チーズをふりかけると、まろやかな味わいになってこれがまたとても良く合い、フォカッチャのおかわりを下さいと思わず言いたくなりました。

最後にどうしても聞きたい!岩堀さんの絶品カルボナーラの秘密

手の込んだ素晴らしいローマ料理のテイクアウトに感激しながらも、ひとつ心残りが有ると言えば、口コミや各種メディアでも大絶賛の、岩堀さんのカルボナーラ。

この人気No.1カルボナーラ、テイクアウトでも試してみたそうですが、やはりパスタは時間が経つと美味しさが変わってしまうのでテイクアウトには向かないと判断。

テイクアウトでは注文できないとわかっていながらも、どうしても聞いてみたくて、一般的なカルボナーラとどう違うのか質問してみました。

「日本のカルボナーラは、生クリームと卵とチーズというイメージが強いと思います。でも、ここのカルボナーラは生クリームを一切使いません。卵とグァンチャーレと羊のチーズ、コショウだけで作るんです。」とのこと。

生クリームや牛乳を使うのは、カルボナーラが日本に入ってきた時に日本人が考案したもの。本場イタリアでは、生クリームや牛乳を使わないのだそうです。

「えっ?生クリームか牛乳を入れなかったら卵などで固まってしまいませんか?」と思わず聞くと、「それが、実はちゃんとした作り方で作ると、固まらないんです。グァンチャーレという牛ほほ肉のサラミから出る脂などのおかげで固まらずに美味しく作れます。」とのこと。

岩堀さんが日本で初公開!ローマの名店「ロッショーリ」のカルボナーラレシピを公開中

「ちゃんとした作り方」ってどんなもの?!と気になってしまい、「作り方はやっぱり企業秘密ですよね?!」と突っ込んでみると、岩堀さんはあっさり「いいえ、全然秘密ではないですよ。実はここでカルボナーラの作り方イベントを開催したこともあって、みなさまにレシピをオープンにしています。ぜひ作ってみて下さい。」とにっこり。

eat university カルボナーラ”で検索すると、岩堀さんが日本で初公開してくれた、“最も美味しいカルボナーラ”と称されるローマの名店「ロッショーリ」のレシピを見ることができます。

この機会に本格的なカルボ―ナーラ作りに挑戦して、ステイホームを楽しんでみてはいかがでしょうか。

DA HORI(ダ・ホーリー)の高級感あふれる店内

今回はテイクアウトで訪問しましたが、店内のおしゃれな雰囲気も必見です。

店内に飾られたワインボトルやイタリアの写真からも本番の雰囲気が感じられて素敵な雰囲気。

こんな光の差し込む空間でローマ料理を楽しめるなんて、考えただけでもワクワクしてしまいますね。次回はぜひ店内にお邪魔したいと思います。

個室もあるので、落ち着いて食事を取りたい方にもぴったりです。

DA HORI(ダ・ホーリー)の店舗情報

記念日やお祝いの日、お誕生日など、ちょっと特別な日にもおすすめのDA HORI(ダ・ホーリー)のテイクアウト。

ちょっと特別な日の食卓を、美味しい本場ローマ料理とお気に入りのワインで、素敵に演出してみませんか。

店舗名cucina italiana e vino―DA HORI(ダ・ホーリー)
住所〒221-0825 神奈川県横浜市神奈川区反町3丁目19−6
浅井ビル1階
電話番号045-595-9688
営業時間[火~土・日・祝]11:30~14:00 (L.O)
※テイクアウトは11:00-16:00まで。
※アラカルトのみ18:00まで。
テイクアウト情報あり
URL公式サイト食べログ

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