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横浜そごう美術館 ミュシャ展〜運命の女たち〜 東欧の装飾師に会いにいこう!

そごう横浜店6Fのそごう美術館で、11月23日〜12月25日までミュシャ展が開催されています。

多くのポスターや装飾を手がけたミュシャ。世界中で人気の画家なので、どこかで見たことがある、という方も多いはず。

横浜駅からすぐということで、駆け込みで行ってみました。

目次

ミュシャとは

アルフォンス・ミュシャはチェコ共和国モラヴィア地方に生まれ、アール・ヌーヴォーという芸術運動の旗手として知られています。アール・ヌーヴォーとは「新しい芸術」を意味し、それまでの形にとらわれず花や植物・美しい曲線を用いて装飾する手法のことだそうです。

またミュシャの作品には女性モチーフが多く、星や花などの概念を女性を描くことで表したとも言われています。

撮影可能!色彩豊かなポスターがお出迎え

入ってすぐの場所にあるのが、こちらのポスター。
このコーナーのみ写真撮影OKでした。

ちなみにこれらは、パリの大女優サラ・ベルナールのために描いたポスター。サラとの出会いによってミュシャはその名声を高めていったそうです。

ミュシャ芸術作品が約150点展示

残念ながら入り口のポスター以外は撮影禁止となっており、実際に行かないと見られないのですが、なんとその数150点!十分に満足することができます。

ミュシャの作品には関わった女性たちが少なからず影響していると言われており、今回のコレクションはその女性たちと関連した作品群となっています。

例えば若き日の恋人ユリエ・フィアロヴァー(愛称ユリンカ)、パリの大女優サラ・ベルナール、後に妻となったマリエ・ヒティロヴァー、そして実の娘ヤロスラヴァなどです。

たしかにユリンカをモデルにした絵には可愛らしさが、サラ・ベルナールをモデルにした装飾には華やかさが感じられます。

それぞれどの女性をモデルにした作品なのか、考えながら回ってみても面白そうですね。

参加型イベントも!

また今回のミュシャ展では作品展示だけでなく、参加型イベントがあることも魅力のひとつ。

東欧刺繍のワーックショップ

色鮮やかなお花が特徴の東欧刺繍。伝統の花のモチーフをイニシャルに添えて。かんたんなステッチで楽しめます。

日時12月1日 10時30分~12時30分/14時〜16時
12月2日 10時30分~12時30分/14時〜16時
参加費3,500円(税込、材料費込、参加者本人は入館料無料)

学芸員によるギャラリートーク

そごう美術館学芸員の方が一緒に会場をめぐりながら、各作品の見どころを紹介してくれます。

日時12月7日 14時〜
参加費無料

クラシック・ヨコハマ2019ミュージアムコンサート

日時11月30日 14時〜
ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン修了生
12月14日 14時〜
横浜市民広間演奏会
演奏ミュージック・マスターズ・コース・ジャパン修了生
参加費無料

可愛いお土産も充実!

美術館に行くとお気に入りの絵ができ、グッズも欲しくなってしまいますよね。
そごう美術館はグッズコーナーも充実しています!入館せずに、このグッズコーナーだけ立ち寄ることもできますよ。

私はファイルを1枚と絵葉書を2枚買ってみました。

こちらは連作装飾パネル「四つの花:ユリ、バラ、アイリス、カーネーション」。

女性の異なったキャラクターを花で例えていることがなんともおしゃれ。
よく見ると髪色や目の色などが違っていて、細かく計算されていることがわかります。

こちらはポスター「<スラヴ叙事詩>展」。

とても可愛いデザインですが、いろいろなところに顔があるなど、不思議な雰囲気も漂わせています。

横浜駅に行った際は駅近なミュシャ展へ!

そごう横浜店の中とアクセスが良く、そこまで混んでいないのでゆっくり楽しめるのもそごう美術館の魅力です。さらにそごうのカートを持っていると、入場料が割引になるのでおすすめです。ぜひお仕事帰り、学校帰りに立ち寄ってみてください。

展示会名ミュシャ展〜運命の女たち〜
入館料一般1,300(1,100)円/大学・高校生800(600)円/中学生以下無料
※()内は前売および20名以上の団体料金。
※ミレニアム/クラブ・オンカード、セゾンカード・プラス、
セブンカードの提示で()内の料金。
会場そごう横浜展6F
〒220-0011 神奈川県横浜市西区高島2丁目18−1
開催期間2019年11月23日〜12月25日 午前10時〜午後8時
URL展示会公式サイト

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