地中海からの海の幸とイベリコ豚など山の幸とがうまくミックスされたスペイン料理。ジャポニカ米をスープで煮込んだパエージャ(パエリア)が有名ですね。
横浜に数あるお店のなかでも50年の老舗スペイン料理店が関内にあります。それがCasa De Fujimori(カサ・デ・フジモリ)。
人気のレストランで、予約しないと店に入れない程!今回幸運にもランチタイムにCasa de Fujimoriにお邪魔できたので、そのレポートをします。
創業50年の老舗スペイン料理店 Casa De Fujimori
1970年の創業したCasa De Fujimoriはちょうど今年で50年の老舗スペイン料理店です。以前は東京・目黒にも店舗を構えていましたが、現在は本店舗と向かいの姉妹店「Bar Español (バール・エスパニョール)」の2店舗がオープン中です。
本場で修業したシェフが腕によりをかけて本格的なスペイン料理を提供してくれます。以前、日本大通りにある沖縄料理店「べにはま」を紹介しましたが、そこから歩いてすぐの場所です。
ちょうど取材帰りに、外装が気になったレストランがCasa de Fujimori。調べてみると非常に人気のお店だと判明し、取材を即決。訪問してきました。
Casa de Fujimoriはスペインの伝統的家屋のような雰囲気
平日11時半頃にCasa de Fujimoriに到着。こじんまりとしていますが、スペインの伝統的家屋を思わせる外装でスペインからレンガを取り寄せているのだとか。
ランチには若干早い時間だったので、まだ空席が残っている状態でした。立派なレストランであることに加え店が満席で「待ち状態になってしまうかも。。」と気になり、1人で入るのは気が引けましたが、2人席に座らせてもらいました。ありがたい。
写真のように内装が非常に凝っていて、ワインや装飾などヨーロッパのレストランにいる気分になります。
50年も続いている老舗の人気店だけあって、この雰囲気は流石の一言。
料理にも期待してしまいます!
メニューを確認。コース料理もありましたが2名以上かららしいので、料理の品数もランチには多いかと今回は断念。
裏面にランチメニューがまとめてあります。1,000円前後でランチが提供されているなど、非常にリーズナブル。少し奮発して「魚介類のサフラン・シチュー・カンタブリコ風」を注文することにしました。
魚介類のサフラン・シチュー・カンタブリコ風
メインのシチューのほかにも、スープとサラダ、コーヒーがついてきます。パンとライスが選べて、今回はパンを選択。
前菜:サラダとスープ
まずは前菜。サラダとスープが出てきます。
こちらが玉子の入ったコンソメスープ。味はしっかりしており、濃いめですがしつこくはないのでサラッと飲めちゃいます。
メイン:魚介類のサフランシチュー・カンタブリコ風
こちらがメイン料理の魚介類のサフランシチュー・カンタブリコ風です。スペイン北部にあるカンタブリコ海から採れる魚介類をイメージしているのかな。ムール貝やエビなどてんこ盛り!
サフランは南アジアから中東で食されるサフランライスが有名なので、そちらが原産かと思いきや、地中海など広く使用されている香辛料なんだそう。とはいえスパイシーではなく、クリーミーなお味です。
芋類など具材も入っているため、見た目よりも食べ応えがありますよ。
パンとシチューで優雅なひとときです。
コーヒー
食後のコーヒーで締め!ごちそうさまでした。
通いつめたくなるお店
2020年の自粛ムードからか、店を出る正午過ぎでも満席ではありませんでしたが、今回入店する際にいた夫婦の方は店外でメニューを決めてさっと注文されていたので、長年通い詰めている方が多いのかもしれません。
高級感のあるレストランで、ランチタイムにこの雰囲気を味わえるのは贅沢。
リーズナブルなランチ料理が用意されているので、敷居もそんなに高くないのでおすすめです。
今回はCasa de Fujimoriを紹介しました。平日昼限定のランチ料理もいいですが、やはり2人以上で注文できるコース料理を試してみたいところ。私も土日や夜に訪れられる日を楽しみにしています!
Casa de Fujimoriの店舗情報
住所 | 〒231-0012 神奈川県横浜市中区相生町1丁目25 |
営業時間 | 月~土曜日 11:00~23:00 日曜日 12:00~22:00 |
電話番号 | 045-662-9474 |
URL | 公式サイト |