
元町にある「leabask tea time」は、2026年9月にオープンした紅茶専門カフェです。セイロンティーを中心に15種類以上の茶葉を “一杯ずつ淹れたて”で楽しめるお店で、フードはスコーンやホットサンド、パスタも用意。朝食からランチ、ティータイムまで幅広い時間帯で利用できるメニュー構成となっています。
今回は、「ストレートティー(ホット)」、「スコーンプレート」をいただいたのでレポートしていきます。
日常に寄り添う心地よい空間でこだわりの紅茶を
JR石川町駅から徒歩約5分。元町ショッピングストリートのど真ん中で、厳島神社通りと重なる十字路あたり。老舗パン屋「ポンパドウル本店」の対面に「leabask tea time」は位置しています。
ガラス張りの外観から中に入ると、おしゃれな内装が眼前に現れます。1階カウンターで注文し、商品を受け取ってから席に向かいましょう。テイクアウトも可能です。
1階6席、2階38席の計44席。ベージュ系の壁や木目調の椅子など日常使いをしたくなるような落ち着いた内装が特徴で、2階の窓側カウンター席からは元町通りの賑わいを眺めることもできます。



お店のコンセプトは「紅茶の世界を、散歩しよう。」
今回は、「leabask tea time」を運営するブルーシーの篠﨑雄一社長にお話を伺いました。
ブルーシーではフランチャイズのクレープ店やドリンクスタンドといった業態の店舗を運営しています。2021年には東京・世田谷に紅茶専門カフェ「TEA MAISON KoKoTTe」をオープン。続いて、「leabask tea time」が2026年9月17日に営業を開始することとなりました。篠﨑さんは「世田谷のお店はフルサービス型の紅茶店ですが、今回は気軽に利用できるセルフサービス寄りの紅茶専門店です。構想は3〜4年前からありましたが、注文から提供までおおむね1分前後で商品を渡せる仕組みづくりが課題でした。新たな厨房機器の導入や、ホットティーを急速冷却してアイスティーにする機器の導入などにより、業態化の仕組みが整ったことでオープンに至りました」と経緯を説明してくれました。
元々はそれほど紅茶に興味はなかったという篠﨑さんですが、「あるとき、僕と営業のおじさん2人で紅茶を飲み行ったんですけど、お昼からゆっくりと紅茶を飲むという体験が面白いなと思いまして。その体験が僕の中で刺さったんですね。そこから“紅茶沼”にハマっていきました」と話します。
店名の「leabask tea time」は、ティーバッグなどに入れられていない茶葉のことを指す「リーフ(leaf)」という言葉と、日向ぼっこを表す「バスク(bask)」という言葉を組み合わせた造語。篠﨑さんは「お店のコンセプトは『紅茶の世界を、散歩しよう。』です。ちょっとデスクワークするのにふらっと入ってとか、そんな感じでとりあえず入って入りやすいようなお店を目指したいという意味合いも込めました」と語りつつ、「気軽な気持ちで美味しい紅茶体験をしていただければ」とアピールしていました。

店長の玉寄菜々子さん
「leabask tea time」のラインナップ
ドリンクはもちろん紅茶が中心です。店内では常時15種類以上の茶葉を用意し、ティーバッグや作り置きではなく、注文後に茶葉を使って一杯ずつ抽出。茶葉は主にスリランカ産で、一部インド産も取り扱っています。日本の水と味覚に合うよう、渋み・苦みが強すぎない茶葉をチョイス。水は水道水を浄水器と軟水機に通し、さらにカルシウム・マグネシウムを除いており、短時間でも茶葉の成分を抽出しやすくしています。
紅茶は「ロイヤルミルクティーラテ」「ソイミルクティーラテ」「ストレートティー」「ティーソーダ」などを用意。それぞれメニュー表にはおすすめの茶葉が記載されており、注文する際に茶葉を選ぶことができます。ホットティーはもちろんのこと、淹れたてを冷却したアイスティーやミルクティーなど、茶葉の魅力を多彩なスタイルで提供しています。
ほかにも「抹茶アールグレイミルクティー」や「マンゴーソルベセイロンティー」などのアレンジティー、「オーガニックコーヒー」「カフェラテ」「ソイラテ」「グァバジュース」などのドリンクも並びます。
フードは「スコーンプレート」「ティーアフォガード」「サンドイッチ」「パスタ」など、紅茶とともに楽しめるラインナップを用意しています。 この中から、今回は、「ストレートティー(ホット)」、「スコーンプレート」をいただきました。



香りが高く飲みやすいオーガニックセイロンの「ストレートティー(ホット)」
紅茶はストレートティー、茶葉はオーガニックセイロンをチョイスしました。カップを手にすると、繊細でハーブのようなさわやかな香りが鼻から抜けていきます。さらに口元まで近づけ、口に含んでいくと、すっきりとした飲み口でありながらほどよい苦みが心地いい。また、透明感あるさわやかな後味が喉を潤します。スタンダードで飲みやすい一杯だと思います。



外がザクザク、中はしっとり「スコーンプレート」
「スコーンプレート」は「プレーン」とショーケースの中からお好みのスコーン1種、ジャムは2種を選びます。今回選んだスコーンは「アールグレイ」。ジャムは「ホイップバター」と「イチゴ×ジャスミンティー」です。
店内で焼く自家製スコーンは外がザクザク、中はしっとり。「プレーン」は素朴で優しい味わいで「アールグレイ」は華やかな香りがほのかに広がります。シンプルな「ホイップバター」にすっきりとした甘みの「イチゴ×ジャスミンティー」が舌に彩りを加えます。
紅茶との相性も抜群。しっかりとした食べ応えもある一皿です。



「leabask tea time」の店舗情報
篠﨑さんは紅茶の魅力について、「産地や茶葉による風味の幅、フレーバーによる多様性、ミルクティーやティーソーダなどのアレンジの幅」を挙げていました。紅茶は標高や気候による産地の気温差やお茶を淹れるときのお湯の温度などで味や香りに大きな影響を与えるそうです。一つ一つ学んでいくと奥深い世界が広がります。
お店のおすすめはロイヤルミルクティーラテ。一口いただきましたが、さわやかな甘みが印象的でした。
もし、石川町・元町周辺に行く機会がありましたら、一度伺ってみてはいかがでしょうか。


