中華街にある香港大飯店1階奥の売店に4月27日、ドーナツ専門店「台湾ドーナツ oh!!」がオープンしました。
飲食店運営・飲食店専門マーケティング・SNSコンサルティングを手掛けるWと香港大飯店が共同で運営する同店。
こちらでは、外がカリカリで中はフワッとした新食感の台湾ドーナツを味わえるそうですよ。
今回は「台湾ドーナツ oh!!」で2つのフレーバー「プレーン」と「ミルク」、ドリンクは「台湾フルーツティー(ストロベリー)」をいただいたので、レポートしていきます。
「台湾ドーナツ oh!!」┃”香港大飯店”1F奥にある店内にはイートインも設置
みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩約5分。
駅を出て中華街東門をくぐり、目の前に見える崎陽軒を右折します。すぐのところに山下町交番があるので、そこを左折すると中華街大通りに入ります。3ブロック進んだあたりの左手に「香港大飯店」があります。
香港飲茶の食べ放題、本格広東料理が楽しめるこの「香港大飯店」の奥の方に目を凝らしてみると黄色の赤抜き文字で「台湾ドーナツ」と記された暖簾がかかっていますね。こちらのお店が「台湾ドーナツ oh!!」です。
店内はイートインも設置しています。席数は15。中華街の食べ歩きに疲れた方々にとってはちょっとした休憩場所にもなるのではないでしょうか。
椅子に腰掛けるのであれば、せっかくなので何か注文してみましょう。
中華街の定番おやつを目指す┃台湾ドーナツ oh!!
今回は、「台湾ドーナツ oh!!」店長の渡慶次さんにお話を伺いました。
飲食コンサルタントやマーケティングを手がけるWと香港大飯店が共同経営している同店。
香港大飯店の王社長がWの渡邉社長に「1階のスペースが空いているので、何か一緒にやりましょう」と声がけしたことがきっかけでオープンすることになったそうです。
食べ歩きを趣味としている渡邉社長は大阪で台湾ドーナツの存在を知り、王社長に提案。実際に皆で台湾に出向き、台湾ドーナツを一緒に食してからは、トントン拍子で話が進んでいったといいます。
店名の由来は王社長の名字と驚くときに発する英語の感嘆詞「oh!」をかけたもの。
渡慶次さんは「一時的な流行ではなく定番化を目指しています。めちゃめちゃ売れるというよりも、あの場所行ったら座れるかもね、みたいな感じになればいいなと思っています」と話していました。
「台湾ドーナツ oh!!」」のラインナップ
フードメニューは台湾ドーナツのみです。フレーバーは「プレーン」「ミルク」「ストロベリー」「チョコレート」「抹茶」の5種。
ドリンクはフレッシュフルーツとナタデココが入っている台湾フルーツティー(パッションフルーツ、ストロベリー、台湾レモン)とコーヒーを用意しています。
今回は、この中から台湾ドーナツ「プレーン」と「ミルク」、「台湾フルーツティー(ストロベリー)」をいただきました。
カリッと揚げた香ばしい台湾ドーナツ、フレーバーは「プレーン」と「ミルク」をチョイス
台湾ドーナツは、リング状に成型した生地に衣をつけて揚げたドーナツに砂糖やミルクパウダーをかけたもので、台湾の夜市発祥のスイーツです。当地の子どもたちの定番おやつとしても知られています。
同店では、希少な小麦を使用。バターや生クリームもふんだんに使っています。揚げた後には鹿児島県産のきび砂糖に各種フレーバーをつけて提供しています。
揚げたドーナツの香ばしい香りが鼻をくすぐりますね。カリッとした外皮と、モチっとした中身。フワッとしてサクサク。あまり食べたことのないような食感です。
今回、チョイスしたのは「プレーン」と「ミルク」。「プレーン」はきび砂糖のコクが舌と喉元を刺激します。全粉乳のミルクパウダーで覆った「ミルク」は、まろやかな味わいで柔らかな甘みが魅力。
いずれも、ガッツリした甘みでありながら軽い後味で舌を楽しませていただきました。
果実がゴロゴロ!さっぱりとした味わいの「台湾フルーツティー(ストロベリー)」
台湾フルーツティーとは、台湾茶の中に本物の果物がゴロゴロと入ったドリンクです。
今回はストロベリーをいただきました。さわやかな飲み口の中に果実の甘みと酸味を感じることが出来る一品です。
あっさり、さっぱりとした果実ジュースというようなイメージをもっていただくとわかりやすいかもしれません。ガツンとした甘みを感じる台湾ドーナツとの相性もバッチリ。
飲み進めていくと、下の方にストロベリーの果実とナタデココが溜まっていました。食感も楽しめます。
「台湾ドーナツ oh!!」の店舗情報
客層は若い方が多い印象でした。
渡慶次さんによると「土日祝日も含めると老若男女、幅広くいらっしゃっていますね」とのこと。また、現在ドリンク系のメニューを開発中。どんな商品が提供されるようになるのか楽しみですね。
もし中華街周辺に伺う機会がありましたら、お店に寄ってみてくださいね。