日本大通りのヴィーガン&グルテンフリーレストラン「米粉食堂 S⊇YA」ではランチ、ディナーともに、グルテンフリー&ヴィーガン対応のメニューを提供しています。ランチでは米粉麺のヴィーガンヌードル、米粉ピザや玄米パスタなど各種米粉料理やオーガニックワインを楽しむことができるそうです。
今回は、「米粉食堂 S⊇YA」で薬膳野菜のスーラータンメンと無花果と林檎のグランブルケーキをいただいてきたので、レポートしていきます!
日本大通り駅から徒歩約3分。ゆったりとした空間で1人でも入りやすい「米粉食堂 S⊇YA」(スーヤ)
みなとみらい線日本大通り駅から徒歩約3分。1番出口を出て、ベイスターズ通りと南仲通りが重なるところに「米粉食堂 S⊇YA」は位置しています。以前にご紹介した「シチュー&カリー横濱KAN」の2階です。
メニューが記載された看板やのぼりの間から入って階段を昇っていきます。中に入ると白壁を基調とした内装でゆったりとした空間となっています。
照明やディスプレイされた装飾品がおしゃれでかわいらしい。窓から入ってくる日差しが柔らかく、1人でも落ち着いて食事ができそうな雰囲気です。
“何かが何かに含まれる”、私たちが出会ってきたものを集めてできたお店
今回は、「米粉食堂 S⊇YA」シェフの鈴木鮎友子さんにお話を伺いました。
(左は鈴木鮎友子さん/右はオーナーの鈴木彰さん)
「米粉食堂 S⊇YA」は2022年6月にオープン。オーナーで旦那さんの鈴木彰さんと夫婦2人でお店を切り盛りしています。こちらでお店を始める前はイベントレストランのような形でさまざまな場所で出店していたそうです。
鮎友子さんは「元々、私が都内のヴィーガン料理店に勤めていまして、そのときのお客様は、食の志向的な問題よりも料理が体に合わなくなってしまったという方が多かったんです」と切り出し、「お客様に『横浜にはヴィーガンやグルテンフリーのお店が少ない』とおっしゃっていた方がいらっしゃったので、ここではそれを専門にしたお店をやろうということになりました」と出店の経緯を語ります。
続けて、鮎友子さんは「大人数でご飯を食べるきっかけが皆さん減っていたのですが、逆に外食の価値は上がっているはずです。また、自宅でヴィーガンとグルテンフリーをかなえたお食事を作ろうとするとかなり大変だと思うんです。そんな方々が、食べる機会が減ってしまうようなものをあえて楽しめるように作ろうと。やっぱり食というものを諦めてほしくないんです」と熱弁を振るいます。
店名はご夫婦の名字「鈴木家」から「スーヤ」。記号の“⊇”については、「集合記号と呼ばれるもので、“何かが何かに含まれる”という数学的な記号なんです。私たちが出会ってきたものを集めてできたお店という意味合いになっています」と鮎友子さんは説明してくれました。
さらに、鮎友子さんは「お昼も夜も通して、ヘルシーというのもあるんですが、満足感のあるお料理を作っています。夜もオーガニックワインなどのお酒もがんばってそろえています。栄養価の高いお料理を提供しているので、ご気軽にお立ち寄りください」とアピールしてくれました。
「米粉食堂 S⊇YA」のラインナップ
ランチは米粉麺を使ったヴィーガンラーメンなどの麺類が中心です。
ご飯類は「スーヤレモン飯」、「米粉マフィン&ミニレモンライスのサラダプレート(スープ付き)が用意され、デザートには「無花果と林檎のグランブルケーキ」「自家製アイスクリーム」「紅茶とオレンジの自家製米粉マフィン」も提供されています。
ほかにもランチ利用者はセルフサービスで栄養価の高い「モリンガ茶」もいただけるのは嬉しいですね。
ディナーには、お野菜を中心とした前菜やメインの米粉を使ったピザやパスタ、ラーメンなど。ソフトドリンクやアルコール類もそろえているので、健康的にお酒を飲みながら食事を楽しむことができます。
「米粉食堂 S⊇YA」(スーヤ)の米粉ラーメンを堪能
今回はランチの「薬膳野菜のスーラータンメン」と「無花果と林檎のグランブルケーキ」、そしてセルフサービスの「モリンガ茶」をいただいてきました。
ボリューミーだけどお腹は張らない「薬膳野菜のスーラータンメン」
大豆ミート、クコの実、ルッコラ、きくらげ、たけのこ、白菜、湯葉、しいたけ、ナッツ、ネギといった具だくさんのとろみ野菜スープに米粉麺が入っている「薬膳野菜のスーラータンメン」。
一口スープをすくってみますと優しい辛さがじわじわと喉に伝わり、体が温まってきます。麺はもちっとしていて、一気にすすってもお腹が張りません。
鮎友子さんは「米粉の麺の方が割と消化されやすいんです。体に負担がかかりにくくてお腹が張らないといったメリットがあるんです。生野菜中心よりもスープとかで温かく食べてもらうということで、お腹も満たされるし消化にもいいということでラーメンが一番いいかなと思って、ランチはラーメンを中心にしました」と解説してくれました。
付け合わせには2品。今回はアボカドの甘味噌和えとにんじんやみょうがを薬味にしたナスの酢漬けでした。野菜ディップもついてます。
ボリューミーで野菜満載の満足感のある一品でした。
優しい甘さが広がる自家製の「無花果と林檎のグランブルケーキ」
ザクザクと香ばしい食感でさわやかな酸味がほのかに感じることのできる一品です。
イチジクとリンゴの甘みが優しく舌を包み込みます。
そしてもちろん、こちらの商品も含めて提供している焼き菓子は全て米粉を使っているそうです。
さわやかな味わいのスーパーフード「モリンガ茶」
こちらはセルフサービスでいただいた「モリンガ茶」。
90種類もの栄養素を含むスーパーフードで抗酸化作用もあるそうです。
抹茶やよもぎのような風味はありつつも、コーン茶のような味わい。
思ったよりもクセがあまりなくて飲みやすかったです。
「米粉食堂 S⊇YA」の店舗情報
食物アレルギーなどで小麦製品を口にできない方はもちろんのこと、特にヴィ―ガンやグルテンフリーにこだわらない方でも満足できるお店だと思います。
体質として胃がもたれやすい方にもうってつけではないでしょうか。
お腹が張らずとも満足のできるボリュームですよ。
もし関内・日本大通り周辺へ出向いた際は、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
店舗名 | 米粉食堂 S⊇YA(スーヤ) |
住所 | 神奈川県横浜市中区南仲通1−14三金ビル2F |
電話番号 | なし |
営業時間 | 11:00~14:30(L.O. 14:00)/ 17:00~21:30 (L.O. 21:00) ※日曜定休 |
テイクアウト情報 | あり(お待ちいただければお応えできる限りとのこと) |
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