石川町にある「パティスリー・レ・ビアン・エメ」は2016年のオープン以降、地元に親しまれている洋菓子店です。「レ・ビアン・エメ」とはフランス語で「大好きなもの」という意味で店内にはフランス菓子を中心としたメニューが並びます。
今回は「パティスリー・レ・ビアン・エメ」に伺い、絶品ケーキをテイクアウトしてきたのでレポートしていきます!
石川町駅南口から徒歩約1分。フランステイストあふれる「パティスリー・レ・ビアン・エメ」
JR石川町駅南口から徒歩約1分。石川町駅前郵便局の横からイタリア山庭園へと続く大丸谷坂を少し上った途中に「パティスリー・レ・ビアン・エメ」はあります。ネイビーの扉が目印。
(ちなみに以前取材した「Bouquet d’espoir」さんの手前です。)
店内には8席ほどのテーブル席を設置。席ではコーヒーや紅茶とともにケーキをいただくことができます。真っ白な壁とフランステイストのインテリアは清潔感がありますね。
内装の雰囲気を眺めていると、パリの街角にいるような錯覚に陥ります。
オーナーシェフの鳥澤智子さんはル・コルドン・ブルー・パリ校を卒業後、国内外で修業を重ねて店を開きました。店内には添加物を極力使わず繊細でしっかりとした味わいの洋菓子が並びます。
しかしこの日は夕方に伺ったので、商品がほとんどなくなっていました。
悔しいですが、さすがの人気っぷりです。
「パティスリー・レ・ビアン・エメ」のラインナップ
ケーキは、シェフ厳選の国産の果物を使ったものを常時11から12種類を用意。季節の果物を使っているので1か月半から2か月半のサイクルで随時商品を入れ替えているそう。
焼き菓子は約20種類ほど店頭に並んでいます。さらに6月から10月の週末はパフェの提供も。
鳥澤さんは「リピーターさんが多いので、ずっと同じだと飽きちゃうと思うんです。定番で常時出しているのはシューとブリュレとフロマージュ・クリュの3種類くらいですね」と話してくれました。
「パティスリー・レ・ビアン・エメ」のおすすめスイーツを堪能!
今回は、シェフおすすめの3品。「いちごのフラン」、「ブリュレ」、焼き菓子「リンツァー」をいただきました。
びっしりとイチゴを敷き詰めた「いちごのフラン」
サワークリームを使った酸味のあるアパレイユにイチゴを敷き詰めて焼き上げています。フレッシュなイチゴの酸味にコクのあるクリームがマッチした一品。
甘酸っぱいイチゴ本来魅力を引き立てています。
バリバリの表面ととろっとした中身のコントラストを楽しめる「ブリュレ」
続いていただいたのは「ブリュレ」。
カラメルソースで固めた表面はパリパリでなかなかスプーンが通りません。
サクッと表面が割れると中から現れるのはなめらかで濃厚なカスタードクリーム。濃厚ながらも優しい口溶けで思わず笑みがこぼれてしまいます。
パリパリの表面ととろっとした中身の食感のコントラストも楽しめますよ。
香ばしい生地の焼き菓子「リンツァー」
「リンツァー」はドイツのリンツ地方発祥のお菓子。
バターケーキとクッキーの中間のような食感の生地でシナモンとジンジャーの香りが鼻をくすぐります。
香ばしい生地の中身にはラズベリーのジャム。
生地のサクサクとした食感からジャリっとした食感へのグラデーションが楽しめて、女性人気の高い商品なんだとか。
「パティスリー・レ・ビアン・エメ」の店舗情報
「パティスリー・レ・ビアン・エメ」は季節感あふれる果物の、素材そのものの味わいを前面に押し出した洋菓子を楽しめるお店でした。
定番人気はお店のロゴマークのモチーフにもなっているシャルロット。ホールケーキの予約もできます。
テイクアウトパッケージはピンク色を基調としたかわいらしいデザイン。
今回ケーキを購入しましたが、箱の底でしっかりと固定されていて細やかな心遣いが嬉しくなりました。
店内にはフランス語のラジオがかかる、居心地のよい空間。
もし元町・石川町方面へ出向いた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
イートインでもテイクアウトでも大満足できる、おすすめのパティスリーです。
店舗名 | パティスリー・レ・ビアン・エメ |
住所 | 神奈川県横浜市中区石川町2-78-15 |
電話番号 | 045-305-6840 |
営業時間 | 11:00〜19:00※火曜・水曜定休 |
テイクアウト情報 | あり |
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