横浜中華街にある「ROUROU Cafe」は路地裏にある隠れ家的カフェ。アジアンテイストあふれるフードやスイーツをゆっくりと楽しめるお店です。
今回は「ROUROU Cafe」横浜中華街に伺って、「シンガポールチキンライスセット」と「選べる!デザートの盛り合わせセット」をいただいてきた様子をレポートしていきますよ!
アジアのどこかに迷い込んだ感覚に陥る横浜中華街路地裏カフェ「ROUROU Cafe」
みなとみらい線元町・中華街駅より駅徒歩5分、京浜東北線石川町駅より徒歩10分。横浜中華街にある横浜関帝廟から中山路に入り、もう一つ路地に入れると「ROUROU Cafe」は見つかります。
店内にも異国情緒あふれる内装、落ち着いた空間が広がる「ROUROU Cafe」横浜中華街。紅色に染められた建物の中に入っていくと、アジアのどこかの国に迷い込んだかのような感覚に陥ります。
シャンデリアや鳥かごなどが吊り下げられ、カウンターの上には黒板アートが施されていたり、スタイリッシュな空間でありつつもどこか懐かしさを感じさせますよね。
ヨーロッパのどこかにある、アジアの影響を受けた仮定理想郷“朧朧国”!?
「ROUROU」はもともとアパレルブランドで、中華街でアパレルショップとして2000年にオープンしたお店。
代表取締役の石河陽一郎さんは「洋服屋を始めたときに衣食住のライフスタイルの提案をしたいなと思っていまして、カフェはもともとやりたかった事業の1つなんです」と話してくれました。
アパレルは「ヨーロッパのどこかにあるアジアや日本の影響を受けた仮定理想郷“朧朧国”」からインポートしてきているというコンセプト。朧朧とは日本の古語で夜があけようとしている、ぼんやり薄明るい様子のことを指すそうです。
カフェは2014年、アパレルショップの裏手にオープン。こちらは“朧朧国”の路地裏にあるアーティストが集う場所をイメージしています。
「コンセプトに合った場所を探していたとき、横浜中華街が日本で一番、アジアを感じる場所だと感じました。路地裏にあるので見つけられない方も多いかもしれませんが、来ていただいた方には満足していただけると思っています」と石河さん。
確かに横浜中華街という立地は石河さんが考えるコンセプトとぴったり。
ちなみにこの場所は、かつて料理研究家の大家さんが開催するキッチンスクールだったため、カフェにするにはさらに絶好の環境だったんだとか。
「ROUROU Cafe」横浜中華街のメニュー
そんな「ROUROU Cafe」横浜中華街には魅力的なメニューがたくさん。
- アジアングラタン
- 角煮パオサンド
- パクチーカレー
- 杏仁プリン
- 朧朧ミニ月餅
- 自家製マサラチャイ
- アーティチョークティー
といった人気どころをはじめ、フード、デザート、ドリンク、いずれのメニューにもアジアンテイストあふれる品々が並び、ほかにも「横浜ビール」が手掛ける「横浜ラガー」など、アルコール類も豊富。
さらに「食材のほとんどは中華街で仕入れ、メニューは中華街にあるさまざまな店舗とバッティングしないようにしています」とこだわりも教えてくれました。
「ROUROU Cafe」横浜中華街の人気メニューを堪能!
今回は「ROUROU Cafe」横浜中華街で人気メニューの「シンガポールチキンライスセット」と「デザートの3種盛り合わせセット」、ドリンクには「薔薇烏龍茶」をいただきました。
4種のソースで楽しめる「シンガポールチキンライスセット」
まずはメインから。木のお皿のワンプレートランチ「シンガポールチキンライスセット」です。
パクチーが添えられたメインの蒸し鶏はしっとり柔らか。スイートチリソース、パクチーソース、中国醤油、ガーリック&ジンの4種のソースを付けて、味変しながらいただきます。
ご飯はタイ米のジャスミンライス。チキンスープ、エビチップス、きゅうりと大根と人参の漬物がメインの蒸し鶏を引き立てます。ボリュームたっぷりの一品です。
お好みのスイーツから3種類を選べる「デザートの3種盛り合わせセット」
「デザートの3種盛り合わせセット」は、さまざまな種類のデザートを一つのプレートに乗せた盛り合わせセット。
3種のお好みスイーツを選べるので、今回は
- 季節のショートケーキ
- 烏龍茶チーズケーキ
- 杏仁プリン
を選んでみました。
珍しいと思ったのは「烏龍茶チーズケーキ」。鉄観音を細かくした粉を生地に練りこんで焼き上げているそうで、烏龍茶の香りが鼻をかすめていきます。
そのほか「ショートケーキ」は濃厚な甘み、「杏仁プリン」はモチモチとした食感でこれまた絶品。
石のお皿もとってもおしゃれですよね。
ハチミツでペイントした「ROUROU」の文字もかわいらしい。
ビジュアルも味も香りも楽しめる一品でした。
薔薇の香りも楽しめる「薔薇烏龍茶」
「デザートの3種盛り合わせセット」はドリンクも選べます。
今回選んだのは「薔薇烏龍茶」。
砂時計が下まで落ちてから急須からカップに注ぎます。
カップには薔薇が添えられており、香りとともに楽しめて優雅な食後を満喫できました。
「ROUROU Cafe」横浜中華街の店舗情報
「ROUROU Cafe」横浜中華街は、外観や内装のデザインはさることながら、黒板アートも目を見張るオシャレさが印象的。
そのポイントを尋ねて見ると、「絵がうまい人がスタッフに多いんです」と自慢げに話してくれた石河さん。店頭の黒板もカウンター上の黒板も店員さんの作品らしいのでぜひチェックしてみてくださいね。
アジアンテイストでアーティスティックな隠れ家カフェ。ちょっと見つかりづらい場所かもしれないですが、お近くに寄った際にはアジアの香りを肌で感じてみてはいかがでしょうか。
店舗名 | 「ROUROU Cafe」横浜中華街 |
住所 | 神奈川県横浜市中区山下町130-12 |
電話番号 | 045-650-5466 |
営業時間 | 12:00~18:00 ※定休:火曜、第3木曜 |
テイクアウト情報 | あり |
URL | 公式サイト|Instagram|Facebook |