「北仲ブリック&ホワイト」に2020年6月オープンした和食料理の「きじま」みなとみらい店。
海鮮・会席料理がいただける、ちょっと大人な和食屋さんなんです。
今回は内覧会でお店の並々ならぬこだわりなどを窺いつつ、お弁当をお土産にいただいてきたので、じっくりとご紹介していきます!
「きじま」みなとみらい店は、北仲ブリック&ホワイト2階
「きじま」みなとみらい店は、馬車道駅直結の商業施設「北仲ブリック&ホワイト」の2階にあります。
外から見るだけでも看板や全面ガラス張りに感じる近代感と、昔ながらの和風な仕切りなどの家具のミックスで、ちょっと心が躍りませんか?
こんなすてきなお店で料理が食べられるなんて、と想像してちょっとワクワク。。
食の将来を見据えた取り組みにとことんこだわる「きじま」みなとみらい店
「きじま」みなとみらい店は、飲食店の将来を見据えた取り組みをたくさんしています。
食材の要となる水産物は、持続可能な漁業で獲られた言わば「海のエコラベル」のサスティナブルシーフードを使っていたり、有機・自然栽培の農産物や畜産物までにもこだわっているお店。
また、調味料は化学調味料や添加物を一切使わず調理をするので、多方面で安心して食を楽しむことができます。
店内の内装で使われている木材には、このように「FSC認証」マークが刻印されています。
これは林産物の責任ある管理や調達をしているものに対して与えられる認証で、環境にも配慮しているという証になるんです。
「きじま」みなとみらい店では、このマークの木材がカウンターやテーブルなどさまざまな内装で使われています。
「きじま」みなとみらい店のメニュー
店頭には本日のイチオシやアラカルトメニューが載ったお品書きが。
「きじま」本店の創業以来変わらない名物の海幸盛を中心に、焼き物・揚げ物・煮物などかなりメニュー数が豊富!
ちなみに表には載っていませんが「ランチ御膳」などのランチメニューもあります。
ちょっと敷居が高いイメージがある和食ですが、ランチメニューもあると初めてでも入りやすくていいですよね。
「きじま」みなとみらい店の店内
新しさの中にも古き良き日本家屋の雰囲気がある「きじま」みなとみらい店。
一席一席の間隔も広く、高級感あふれる店内です。
窓際の席では外の花壇の緑を感じながら開放的な食事を楽しめます。
カウンター席はスッとした一枚板ではなく、山型にカットされていておしゃれ。
このカウンター、よく見るとSFC認証マークが!こんなところにも使われてるんですね。
ちなみにお客さんが入っていて撮ることは叶わなかったんですが、ちゃんと個室も用意されています。
内装でご紹介したいものがもうひとつ。
入口にある門のような仕切り、古風で素敵だなあと思っていたんですが、実はこれ古い日本家屋のアンティーク家具などを木材として再利用しているんだそう。
店内には他にもさまざまところで木材の再利用をしています。
カウンター席の上は見事な透かし彫りの欄間で装飾されていたり、
配膳カウンターは箪笥でできていたりもします。
雰囲気もあるし環境にも配慮なんて、もう100点満点ですよね。
このほかにも店内にはご紹介しきれないほどのアンティーク日本家具が使われているので、歴史を感じながら探してみるのも楽しいかも!
「きじま」みなとみらい店で季節の弁当“薄紅”をいただきました!
今回は季節の弁当「薄紅」をお土産でいただいて帰ったのでご紹介。
こちらの商品は公式サイトのデリバリーで注文することができます。
風呂敷風の包みにくるまれた高級感あるお弁当。
包みを開けると優しい風合いの掛け紙がお目見え。
お弁当についてくるお箸には「きじま」の文字が。
箸袋から取り出してみてびっくり、なんとお箸にもFSC認証の木材が使用されているんです!
ふたを開けてみると、綺麗な彩りがきっちりと品よく並んでいてうっとり。。
品目の多さにも驚きで、まるで玉手箱のよう。どこから食べるか悩んでしまいますよね。
まずは焼き物の入っている区画からいただきます。
ここには鮭と白身魚の焼き物とはじかみ、煮卵やこんにゃくの煮物が並んでいます。
焼き鮭はしょっぱすぎず素材の味も感じられる上品な仕上がりになっています。その下の白身魚の西京焼き(?)は身が柔らかく脂ものっていてあっという間になくなってしまいました。
焼き魚はどれも鱗の処理が丁寧で、皮まで美味しく食べられます。
こんにゃくと煮卵は濃いめの味付けで、しっかりと味がしみています。
煮卵は黄身がしっとりしていて高級感。
お次は厚焼き卵と揚げ物のあるこの区画。
紅葉の葉のかたちに飾り切りされたさつまいもチップスが印象的です。
厚焼き卵は甘めの味付けでふんわり軽やか。
板前さんの丁寧な仕事が感じられるサツマイモチップスの下には、ねっとり濃厚なお豆腐のようなおかずが。
名称が分からず申し訳ないんですが、これもとにかく美味!
彩りも良く季節を感じる、かぼちゃを衣に使った揚げ物。
中にはふわふわの白身魚のねりものが入っていて、揚げたかぼちゃの優しい甘みやゴロゴロ感も良い感じ。
外側に松の実がぜいたくに使われたこの揚げ物も香ばしさと食感の差が楽しめます。
お隣の海老はしっかりと背ワタの処理がされていて、身も大きく食べ応え抜群です。
続いて煮物のご紹介です。
この区画にはナスの煮びたしと、器に見立てたおしゃれなカブの煮物の上には存在感抜群のアワビが2切れも入っています。
アワビは柔らか。噛めば噛むほど味が滲み出てきて、もうずっと噛んでいたいです。
その下のカブはトロトロに煮てあって、口に入れるとあっという間になくなります。
ナスは素揚げされているようで、濃厚さを味わえます。
上品な出汁の味が染みわたっていてとっても美味しい!
この区画は野菜中心の煮物のコーナー。
煮崩れしやすい野菜はきっちりと面取りもしていて、仕事の丁寧さがうかがえますよね。
さつまいもの煮物にはほんのりとレモンのような風味が香ってきてさわやか。
にんじん・ごぼう・かぼちゃ・里芋もそれぞれの食材にあった味付けになっていて、飽きることなく食べ進めることができます。
がんもどきは濃厚!具だくさんでいろんな食感がして楽しいです。
ローストビーフがぎゅっと詰まったインパクト大なこの区画。
焼き物の次に食べるか迷ったんですが、最後にとっておきました。
飾り切りされたレンコンの酢の物。
ほどよい酸味で箸休め的なおいしさです。
ローストビーフの柔らかさにもびっくり!
脂がのっているのに不思議とくどくなく、口の中であっという間になくなっていきます。
甘めのソースとの相性も抜群。これはぜひ味わっていただきたいです。
写真を撮り忘れてしまったんですが、ローストビーフの下には火の通ったホクホクの長芋が隠れています。
最後に炊き込みご飯がギュッとつまったこの区画。
ご飯にまで彩の配慮が行き届いています。
炊き込みご飯は海鮮の出汁がきいていて優しいお味。
ごぼうやお豆、鮭など具だくさんなのもうれしいですよね。
今回堪能した「薄紅」は全体的に品目のバランスが良かったり、素材の良さ・味付けの丁寧さを感じる高級なお弁当でした。
品数がとっても多く、それぞれが適量でとっても満足感の高い商品です。
「きじま」みなとみらい店の店舗情報
「きじま」みなとみらい店は味はもちろん、食材の未来まで考えぬいたこだわり深いお店でした。
高級感溢れる店内で会食やお祝い事などの利用には最適かも。
お店が入った「北仲ブリック&ホワイト」は馬車道駅直結なのでアクセスも抜群です。
今回はお弁当を紹介しましたが、ランチメニューやアラカルトにも気になるものがもりだくさん!
馬車道でちょっと自分にご褒美をあげたいとき、大事なお食事会を開くときなど、ぜひ訪れてみてほしいお店です。
店舗名 | 「きじま」みなとみらい店 |
住所 | 神奈川県横浜市中区北仲通5丁目57-2 北仲ブリック&ホワイト2F |
電話番号 | 045-264-8006 |
営業時間 | 【平日 昼】11:00~15:00 【平日 夜】17:00~22:00 【土日祝】11:00~22:00 |
URL | 公式サイト |