
BASEGATE横浜関内にある「サッケンロール君嶋屋」は、吉野町で130年以上愛されてきた老舗酒販店「横浜君嶋屋」初の外食店舗です。同店では、「お酒の楽しさをもっと自由に、もっと豊かに」をコンセプトに、造り手の情熱が宿る納得の逸品だけを厳選した多彩なお酒を提供。そして、お酒との相性を知り尽くした銘店による和の創作料理とのペアリングを楽しめます。 今回は、日本酒「情熱3種飲み比べセット」とフード「CHOCOフラン」「豚とろチャーシュー」「秋刀魚の天ぷら 香味野菜 肝醤油がけ」「しじみ出汁のお椀ラーメン」をいただいてきたので、レポートしていきます。
こぢんまりとしつつもスタイリッシュな空間
JR関内駅南口徒歩1分。BASEGATE横浜関内のザ レガシー1階に「サッケンロール君嶋屋」は位置しています。2026年3月19日にオープンしたBASEGATE横浜関内は、ライブビューイングアリーナ、商業施設、ホテル、オフィスなどが融合した大規模複合街区。ザ レガシーは旧横浜市庁舎行政棟を保存・活用した複合エリアとなっています。
ザ レガシーのJR関内駅側に行くと、「サッケンロール君嶋屋」の看板が見えてきました。大量のお酒を陳列したガラス張りの外観を横目に、中へと入っていきます。店内はコンクリート打ちっぱなしをベースにしているスタイリッシュな空間です。壁には圧巻のボトルの陳列。席数はカウンター6席を含めた計16席。テラス席も用意しています。 横浜スタジアムが近いので、試合やライブの前後に寄っていくお客さんが多いようです。



「お酒にあうお料理のご相談などをしていただきながら楽しんで」
今回は、「サッケンロール君嶋屋」店長の工藤由莉子さんにお話を伺いました。

「サッケンロール君嶋屋」はBASEGATE 横浜関内の開業と同時にオープン。横浜君嶋屋4代目となる君嶋哲至社長が音楽好きということもあって、“お酒”と“ロックンロール”を合わせた造語で、“サッケンロール”という店名となったそうです。
出店は「BASEGATE」の運営会社から声を掛けられたのがきっかけ。「老舗飲食店の出店ということでオファーをいただいたのですが、当社としてもお食事を一緒に楽しんでもらってお酒の良さを体験してもらうという意図を表現できる場がほしかったということもありまして、出店に至りました」と工藤さんが経緯を語ります。実際にこのお店でお試しでお酒を飲んで、実店舗で購入するお客さんもいらっしゃるそうです。
また、工藤さんは「お酒の種類があるのでいろいろ種類を楽しめます。お食事も30種類くらい常備しています、お酒のチョイスやお酒にあうお料理のご相談などをしていただきながら楽しんでほしいです」とアピールしていました。
「サッケンロール君嶋屋」のラインナップ
お酒は日本酒や国内外のワインをはじめ、焼酎やウイスキーなど幅広く取りそろえています。常時日本酒16種、ワイン100種、焼酎20種、ウイスキー20種など全部合わせると約170種を用意。カップでのテイクアウトも可能です。
フードは常時約30種のメニューを用意。神奈川県産の食材を中心に和の創作料理を展開しています。工藤さんは「特に季節ものが喜ばれていますね。季節のお酒を出していることもあるのでお料理も旬の食材に合わせて調理して楽しんでもらっていると思います」と話しています。
今回は日本酒「情熱3種飲み比べセット」とフード「CHOCOフラン」「豚とろチャーシュー」「秋刀魚の天ぷら 香味野菜 肝醤油がけ」「しじみ出汁のお椀ラーメン」をいただきました。



代表が直接蔵元に依頼した日本酒「情熱3種飲み比べセット」
横浜君嶋屋の「情熱シリーズ」は、同社が情熱を感じる商品を造っている蔵元に直接依頼し、本当に美味しい酒を目指し生まれたオリジナルの日本酒です。 その中から今回いただいたのは、神奈川県山北町・川西屋酒造店の「隆」、京都・松本酒造の「澤屋まつもと 情熱 東条山田錦」、栃木・惣誉酒造の「惣誉 情熱 生酛純米酒」の3種。「隆」は口当たりがドライで優しい旨味。「澤屋まつもと」はフルーティな香りで透明感のある上質な風味です。「惣誉 情熱 生酛純米酒」もふくよかな甘い薫り。いずれも飲み口がまろやかで、米の自然な甘みを感じられるような味わいでした。

小さなおちょこの中にぜいたくな世界観を作り出した「CHOCOフラン」
同店おすすめの一品が「CHOCOフラン」。おちょこの中の洋風茶碗蒸し(フラン)の上に旬の食材をのせています。今回はサーモン、まいたけ、いくら、ぎんなん。小ぶりながらも豪華な世界観を凝縮した気品あふれる一品です。ワインでも日本酒でも合わせやすく、ちびちびと味わいたくなります。個人的には「隆」とあわせていただくとなじみやすいような気がしました。


しっかり煮込んだ自家製「豚とろチャーシュー」
きれいに並んだ自家製の「豚とろチャーシュー」の下には濃厚煮汁ともやしが敷いてあります。添えてある白髪葱とゆず胡椒とあわせていただくと、しっかり煮込まれたとろける豚の旨みがより上品な味わいに仕上がっていきます。

上品なほろ苦さが口の中で広がっていく「秋刀魚の天ぷら 香味野菜 肝醤油がけ」
今、人気の一皿。日本酒「惣誉」と合わせるのがおすすめです。サクサクの衣で包まれたふっくらした身の秋刀魚の天ぷらは上品なほろ苦さ。添えてあるミョウガなどの薬味や酢橘、肝醤油によってさらに奥深く、立体的に広がるような味わいを楽しむことができます。とにかく見た目が美しい。

〆には身も心もほどけていく「しじみ出汁のお椀ラーメン」
青森・十三湖のしじみを使ったラーメンは鶏ガラとしじみの出汁がきいており、しなやかな麺と絡んでいます。口の中へとすすり込むと、心地よいのどごしで身も心もほどけていくかのよう。しじみに多く含まれるオルニチンの力で呑兵衛の身体を労わります。麺は1/3玉。背徳感を感じることなくいただくことができます。


「サッケンロール君嶋屋」の店舗情報
同社が蔵元とのつながりが深いので、実際にこちらの店舗に蔵元の方がいらっしゃることも多いそうです。また、試飲会や飲み比べ会などのイベントも充実。酒場ならではのコミュニケーションが充実しているのが魅力のお店です。
もし、関内周辺に行く機会がありましたら、一度伺ってみてはいかがでしょうか。


